ニュース詳細
ダウンロード処罰 30%が「知らない」11月20日 4時19分
K10036193911_1211200910_1211200915.mp4
内閣府の調査で、インターネット上に投稿された映像や音楽を、違法に掲載されたものと知りながら、私的にダウンロードする行為が刑事罰の対象となったことについて、およそ30%の人が「知らない」と答えました。
政府は、法改正を知らず罰せられる人が出ないよう周知を徹底することにしています。
内閣府は先月、知的財産に関する意識を調べるため、全国の20歳以上の3000人を対象にアンケート調査を行い、およそ62%に当たる1866人が回答しました。この中で、他人が制作した映像や音楽を許可なくインターネット上に掲載することが違法だと知っているかどうか尋ねたところ、「知っている」と答えた人がおよそ77%、「知らない」と答えた人がおよそ23%で、前回4年前の調査に比べてほぼ横ばいでした。
さらに、先月から改正著作権法が施行され、こうした映像や音楽を違法に掲載されたものと知りながら私的にダウンロードした場合、2年以下の懲役または200万円以下の罰金が科されることになりましたが、これについて、「知っている」と答えた人は、およそ70%、「知らなかった」と答えた人は、およそ30%でした。
政府は、「このままでは、法律の改正を知らずに刑事罰を受けてしまう利用者が出てしまうので、周知を徹底したい」としています。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|