ギネス認定　ＳＫＥ４８　「最もＭＶが多く入ったアルバム」

　ＡＫＢ４８の姉妹グループで、名古屋・栄を拠点に活動する「ＳＫＥ４８」のファーストアルバム「この日のチャイムを忘れない」（９月１９日発売）が、「最もミュージックビデオ（ＭＶ）が多く入ったアルバム」として、ギネス世界記録に認定された。

　発売からちょうど２カ月後の１９日、メンバーは東京都内で同アルバムの購入者特典イベント「ＳＫＥ４８特別授業」を開催。イベント前のマスコミ取材の際、サプライズで認定式が行われた。

　ＭＶでは、メンバー６３人全員がＳＫＥ４８の楽曲の中から１曲ずつ選ばれた楽曲を歌唱しており、全楽曲分がアルバムに付属するＤＶＤに収録された。

　取材陣が待ち構える教室に制服姿で登場したメンバーは、まるで女子校のような和気あいあいとした雰囲気で着席していた。そんな中、ギネス世界記録認定がスクリーンで発表されると、「すごーい！！」と大歓声が巻き起こり、松井玲奈（２１）は両手を広げてバンザイ。須田亜香里（２１）は「世界デビュー！！」と絶叫した。

　メンバーを代表して認定員から認定証を受け取った松井珠理奈（１５）は「小学生のときギネスブックを読んでいました。そこにまさかＳＫＥ４８が載るなんて！！」と大興奮していた。

　勢いが止まらないＳＫＥ４８。大みそかのＮＨＫ紅白歌合戦への初出場も有力視されている。玲奈は「出られたらすごくうれしい。メンバー全員で出場できたら、その思い出をこのギネス世界記録のように分かち合いたい」と夢をふくらませていた。

　○…先輩のＡＫＢ４８は２０１０年１１月、「最も人数が多いポップグループ」として一足早くギネス世界記録に認定されている。高柳明音（２０）は「わたしたちは、一つ一つの作品（ＭＶ）がギュッと詰まっていて、別の監督さんがそれぞれ愛情を込めて作ってくれました。愛では勝っていると思います」と話した。

　日本の芸能界からは既に数多くのギネス記録が誕生している。音楽業界ではＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓが「デビューからのシングル連続初登場首位記録」においてギネス世界記録を現在も更新中だ。