衆議院が16日解散、来月16日投開票の選挙戦が事実上、スタートした。3年前の政権交代で脚光を浴びた“小沢ガールズ”は、生みの親・小沢一郎氏(70)が「国民の生活が第一」を結党した際に岡本英子氏(48)、野田首相の選挙区(千葉4区)で激突する三宅雪子氏(47)ら5人が行動を共にした。一方、解散まで民主党に残った数人の選んだ道は?
薬害肝炎訴訟原告団でシンボル的な人気を博した福田衣里子氏(32)は16日に離党届を提出し、脱原発やTPP反対を訴える「みどりの風」に入党。「鳩山由紀夫元首相との連携が取りざたされたが、煮え切らない態度に愛想を尽かし、みどりの風に移った。選挙は自民党の新人相手で、ネームバリューのある福田氏が地元の理解を得られれば再選もある」(関係者)
民主党との心中組も。50代の妻子持ち国交省官僚との“駅ナカキス”写真や、ヌード映画出演過去発覚などお騒がせだった田中美絵子氏(36)は地元石川ではなく、東京15区へ国替えされ、生活の東祥三幹事長(61)への刺客となる見込みだ。
「私事で皆さんにご迷惑をかけ、混乱を招いたことをおわびしたい。仕事で恩返しできるように選挙では死にもの狂いで頑張りたい」(田中氏)
逆風に加え、落下傘候補だが「(選挙区となる)江東区は下町と同時にタワーマンションがひしめき、無党派層が多い。意外と食い込む余地がある」とは選挙コンサルタントだ。また、維新への移籍が取りざたされた民主党の“ミニスカ女王”こと早川久美子氏(41)も残留を決めた。「離党は噂だけで私は何も言っていない。民主党がちょっとダメだからといって抜けられない。私は東京17区から民主党で出ます。そういう女です」とキッパリ。玉砕必至だが、ガールズの中にも意地は残されているようだ。
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