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“東洋の神秘”ザ・グレート・カブキが不肖の隠し子、ＴＨＥ　ＫＡＢＵＫＩに最後通告を放った。

　９・２６後楽園ホール大会のＫＡＢＵＫＩの試合ぶりを見届けたカブキは「あってはならない無気力試合だった」と断罪。「カブキっていうものを自分の息子に汚してもらいたくない。次の試合を見て全然変わってなかったら名前を取り上げようと思ってます」と話し、天龍プロジェクトの１２・２９後楽園大会をＫＡＢＵＫＩの最終査定の場にすることを明かした。

　カブキはこれまでも再三、パフォーマンスが目立つＫＡＢＵＫＩに苦言を呈してきた。我慢を重ねてきたものの、これ以上の失態は見過ごすことはできないという。カブキは同大会で百田光雄と組み、長瀬館長、ジ・ウインガー組との試合が決まっている。ＫＡＢＵＫＩの相手は未定だが、ふがいない試合をすればリングネームをはく奪し、親子の縁を切る。

　天龍Ｐへの参戦も「ゲタは預けますよ」（カブキ）と天龍源一郎の判断に委ねる構えで、ＫＡＢＵＫＩはまさに背水の陣となりそうだ。