寺原に“別れた女はよかった理論”
2012年11月19日 16時15分
ソフトバンクは15日、FA権を行使したオリックス・寺原隼人投手(29)と神戸市内のホテルで入団交渉を行った。古巣から3年総額4億円(推定)、背番号11を提示された寺原は「もともとソフトバンクにいたし、また一緒に頑張りたいと思っていた。僕は福岡でまだいいところを見せられていない。(交渉では)頑張りますと答えました」。入団会見さながらの決意を口にし、7年ぶりの復帰が決定的だ。
球団サイドは春先から寺原が「帰りたがっている」との情報をキャッチしていた。寺原を入団時から知る関係者は「横浜やオリックスを経験したことで、いかにうちが恵まれた球団かを実感して戻ってきてくれる。昔いたころとは意識が違うよ。もともと持ってる力はすごい。絶対にやってくれるはず」と期待する。
ソフトバンクを去った後の6年間は、横浜とオリックスで最下位4度、4位2度とすべてBクラス。横浜ナインの意識の低さについて苦言を呈したこともあった。別のチーム関係者からは「博多の女性と別れたはいいけど、次に付き合った関東の女性と、関西の女性は何かが違う。“あいつはいい女だったんだな”って後悔してた時に、ヨリを戻すチャンスがあれば、今度は大事にしようって思うでしょ。それと同じようなもの」との声も聞かれている。
今季は6勝8敗、防御率3・92。ソフトバンクのチーム防御率が2・56であることを考えると物足りないが、地元・九州の常勝球団でプレーできる喜びを改めて理解し、成長した寺原。秋山監督も「いいんじゃない。体と気持ちが大事だからな。頑張ってもらいましょう」と大歓迎。潜在能力が高いだけに大暴れが期待される。
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松阪競輪開設62周年記念「蒲生氏郷杯王座競輪」(17日開幕)。東スポWeb特設ページで選手インタビュー&記者予想をお届けします。※スマートフォンからアクセスする場合はPC版ページをご覧ください
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