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【団地で爆発】スプレーのガスが引火か

11/19 19:05

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19日午前、大阪市大正区の団地の一室で、洗浄スプレーのガスが爆発したとみられる事故がありました。住人の男性が軽傷です。

爆発があった部屋の窓ガラスは、およそ20メートル先の溝にまで飛び散っていて、衝撃の強さを物語っています。19日午前8時40分ごろ、大正区千島にある団地で、「爆発があったようだ。隣の部屋の窓ガラスが吹き飛んでいる」と住人から110番通報がありました。9階に住む男性(60)が腕に軽いやけどを負って病院に運ばれました。警察などによりますと、やけどを負った男性は、閉め切った浴室で機械油用の洗浄スプレーを使い、作業服の汚れを落としていたということです。浴室内に充満した洗浄スプレーのガスが給湯器に引火し、爆発したとみられています。男性は、風呂をわかしながらスプレーを使っていたために、ガスに引火して爆発したと考えられます。同じ団地の住人は、「ズシっという感じやな。何かの爆発音みたいな感じやな」「窓ガラスがガシャンっていうたから、びっくりしたんやけど」「部屋の中は、ふすまも倒れてガラスが全部なくて、本人はフラフラしてました」などと話しています。この事故で部屋の窓ガラスが下に落ち、駐車場に停められた車のガラスが割れました。警察と消防が爆発の経緯を調べています。

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