2009-01-10 00:18:50

Innocentな人々が殺され続けていることについて

テーマ:社会

 フィフィ オフィシャルブログ「All about FIFI」by Ameba

皆さん、遅ればせながら新年のご挨拶をさせて頂きます。新しい年を皆さんと迎えられることを心から感謝しています。
ぜひ今年もよろしくお願い致します。
私の中で、年が明けてもどうしても『おめでとう』と言う言葉が言い出せずにいました。私は最悪の年末年始を迎え今もなお胸が引き裂かれるような想いで日々生活しております。

 連日のパレスチナへの虐殺報道に深い悲しみと怒りを覚えます。以前ブログにも載せましたが、タレントである自分はバラエティ番組に出演する機会もありますので、どちらかといえば政治に意見することに臆病になっていました。海外の芸能人は政治活動に参加したり、公の場で自分の政治姿勢を意見することも珍しく無いのですが、私は自分に政治に対する色がつくことを避けてブログではあまり政治を話題にする事が無かったんですね。もちろん政治に関して意見を求められることもあるのでその時は応えますし、講演活動でも話すことはあります。でも多くはバラエティ番組ですので政治に関して意見する機会が少なかったんですね。母親が国際政治学者である影響から私は幼い頃から国際政治が身近で、国際情勢に敏感であったように思います。また母も、以前は日本で講演活動やメディアでの活動をしていましたので、いかに偏った報道が流されているか真実が伝えられていないか、いわゆる情報操作やプロバガンダが平然と行われているかを注意深く見守っていたんですね。

 例えば今回のイスラエルによるパレスチナへの虐殺を単に『攻撃』『報復』と呼べば、あたかもパレスチナとの争いであるかのような印象を受けます。また『泥沼化』という言葉がよく使われますが、明らかに過剰な一方的な虐殺をまるで両者が争い収集がつかない印象を与えるような言葉でまとめてしまうのか?このような扱い方に納得が行くわけが無いです。イスラエルの選挙前に政府の強硬姿勢をアピールする為に行っている虐殺、殺戮行為を『ハマスへの報復』と銘打って国際社会の非難を無視して強行することが許されるわけ無いんです。

 こうゆう時に限っていつもは人道的ではないと他国を非難したり、正義を振りかざして他国を攻撃するアメリカも知らん顔なんですね、呆れます。一番呆れるのは同じアラブの民が大量虐殺されているにも関わらず何も言えずに大国の糞になっているアラブ諸国です。私は自分が同じアラブ人として恥ずかしいし悔しいです。

 数日前、エジプトが停戦案を出しましたが、その後もイスラエルはレバノンから攻撃を受けたとしてそれを先延ばしにしています。そして今日のニュースではイスラエルがパレスチナ住民を民家に封じ込めて砲撃して、さらに多くの死傷者が出たと報じられました。そしてその殆どが子供たちなのです。医師も、医療設備も医療物資も、食料も滞っています。

 ガザ地区に面したエジプトシナイ半島の地域ではガザの難民キャンプに通ずるいくつものトンネルを地中に設け、経済援助が封鎖されているパレスチナへ物資を命がけで続けています。度々イスラエルによってトンネルが爆撃にあい機能しなくなりますが、それでも新たな命のトンネルが掘られ援助物資が届けられているのです。
 国際社会はなぜ有効な手立てを一刻も早く取らないのでしょうか?石油の利権の為には国連も多国籍軍を召集して一国を非難するのに懸命になるくせに、なぜ多くのイノセントな人々が殺されていくことへは強硬な姿勢で非難しないのでしょうか?
 病院に担ぎ込まれていく多くの人々、多くの子供たち。こんな映像、本当の地獄絵の一部に過ぎません。医療設備の不足している病院のベッドに寝かされ、手の施しようの無い状態で医者は数知れない子供たちが息を引き取っていくのをただ見守るだけ。動かない身体で母に手を握り締め母の目をじっと見つめている子供の顔が頭に焼き付いて離れない。『死にたくない』って思う以上に子供は『ママ悲しい顔しないで、ママ心配しないで、ママ泣かないで』って想ってるの。そうやってそっと息を引き取るの。悔しくて悔しくてたまらないんです。
 私がここまで書くことを、どう思われたってもう構わないんです。私は皆に楽しんでもらいたいだけでこの仕事を選んだわけじゃないです。仕事は自分がやりたい方向でやっていけるもんではないんですけど、そんな簡単なものじゃないんですけど、私が母の元で政治を勉強している頃、私がもし公の場で話す機会が与えられる人間だったら、干されたっていいのに、絶対大事なこと言いたいのに、って強く思っていたはず。

 私はアラブ人だからイスラエルのパレスチナへの虐殺を非難しているわけじゃない。わたしにとっては中東問題は身近に学んできたのは事実だけど、偏見や差別や、偏った教育でそんなことを言ってるんじゃない。どう考えても多くの民間人の命が連日の砲撃で奪われているのはおかしいから!間違ってるから!パレスチナ人は基本ガザやエリコに追いやられアホみたいに長々と続く巨大な壁に包囲されて暮らしていて、もちろん武器を持つ術がありません。ですから多くの若者が怒りを抑えきれずにそれでもイスラエル兵への怒りを石を投げることによって表明しているんです。それが唯一の意思表示なのです。これをインティファーダといいます。そして70年代から虐殺行為は何度と無く繰り返され多くのパレスチナ人が命を奪われきました。こんな地域でも女性は子供を産み、子供を育てるんです。むしろこの状況下だからこそ女性は産むのではないでしょうか?なぜ大事な命を奪うのですか?なぜそれを黙認できますか?私は悩み続けましたが、ブログで今の私の心情を伝えたいと想いました。

 せめて私は無視してないよ、私には届いてるよ、私はちゃんと見ているよ!そうここに書き残したかった。私が今出来ることはブログで遺憾の意を綴る事。私には大きな力は無いけれど、一人一人が考えてくれることで、きっと何か出来るんじゃないかって信じてるの。一刻も早くパレスチナ人に対する虐殺が止む事を願って。


世界各国各都市で行われてるイスラエルによる虐殺に対する抗議デモの様子

http://electronicintifada.net/v2/article10107.shtml
http://electronicintifada.net/v2/article10101.shtml

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