松山・愛媛両維新の会はきょう、次期衆院選に向けてこれまで決定していなかった愛媛4区以外の選挙区にも、候補者を擁立したと発表しました。 このうち、松山市議会の会派、松山維新の会はきょう午後、全体会議を開き、愛媛1区の候補者について会長の池本俊英氏を擁立することが報告された他、今後の活動方針などを協議しました。 池本氏は54歳で国会議員の秘書などを経て1990年の市議選に初当選し、現在6期目を務めています。 一方、愛媛3区には、西条市出身で去年の県議選に地元から立候補した他、大阪維新の会の「維新政治塾」でも学んだ、太極拳指導員の森夏枝氏31歳が決まりました。 愛媛2区、3区の候補者擁立作業を進めていた愛媛維新の会の横田弘之代表によりますと、2区も内定していて、県内4つの選挙区すべてに維新の会の候補者が立候補する見通しです。
任期満了に伴う西条市長選挙は昨夜、開票が行われ、新人の青野勝氏が122票の僅差で初当選を果たしました。 昨夜行われた開票の結果、2万9272票を獲得した無所属の新人・青野勝氏が、122票差の僅差で現職の伊藤宏太郎氏を破り初当選を決めました。 当・青野勝氏(無・新)2万9272票。 伊藤宏太郎氏(無・現)2万9150票。 稲井大祐氏(無・新)620票。 青野氏は市役所の新庁舎建設工事を凍結する考えを示した他、黒瀬ダムからの松山分水について改めて反対を表明しています。 投票率は、前回を14ポイント以上、上回る64,13%でした。
一方、松野町長選挙は、昨夜の開票の結果、現職の阪本寿明氏が1972票を獲得し、2度目の当選を決めました。 当・阪本寿明氏(無・現)1972票。 柳野大和氏(無・元)1273票。 「二期目の松野丸の舵取りを任されたということでその使命と責任を痛感している。 経済、雇用、農林業の再生に第一に取り組んでいきたい」(阪本寿明氏)。 投票率は88.02%でした。
今月4日告示された新居浜市長選挙で、無投票で初当選した石川勝行新市長がきょう、新居浜市役所に初登庁し、職員に訓示しました。 きょう午前9時、市役所に初登庁した石川市長は、職員や市議らに拍手で出迎えられ、歓迎の花束を受け取りました。 このあと市長室に入った石川市長は重責を噛み締めている様子でした。 「12万5000人の代表として責任の重さをひしひしと感じます。 皆様と約束した公約を一つひとつ着実に実施していきたい」(新居浜市・石川勝行市長)。 このあとの就任式では、およそ100人の職員を前に「失敗を恐れず一歩踏み出し、守りではなく攻めの姿勢で仕事をして頂きたい」と訓示し、更なる意識向上を呼びかけました。 石川市長の任期はきのうから4年間となっています。
2001年のえひめ丸事故をきっかけに、愛媛とハワイの間で始まった少年野球交流試合がきょう宇和島市内で開かれました。 この野球交流は、2001年2月に起きたえひめ丸事故の犠牲者9人の追悼と日米の親睦を目的に事故の翌年から愛媛とハワイで毎年交互に開かれていて、きょうは日本とハワイの小中高生や保護者らおよそ150人が宇和島水産高校を訪問しました。 宇和島水産高校では田井野経生校長が事故を語り継いでくださいと挨拶した後、参加者が慰霊碑に花を手向け犠牲者の冥福を祈りました。 この後、3会場に別れて試合が始まり、今回、初めて参加した高校生のチームも元気に白球を追いかけていました。 一行は今月22日まで県内に滞在し、学校訪問などを通して交流を深めます。
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