中国・貴州省でホームレスとみられる少年5人がごみ箱の中で死亡
先日、FNNがごみ拾いをする少女を取材した中国・貴州省で、少年5人が、ごみ箱の中で死亡しているのが見つかった。
人口の3分の1が貧困層といわれる貴州省。
その貴州省で11月16日、道ばたに設置されている大型のごみ箱の中で、ホームレスとみられる10歳前後の男の子5人が死亡しているのが見つかった。
現場に火をつけた跡があることから、子どもたちは、寒さをしのごうと、ごみ箱の中に入り、暖を取ろうとして、一酸化炭素中毒になったと当局はみている。
遺体発見の前の日の最低気温は、6度だった。
この事故について、中国のネットでは「なんてかわいそうな子どもたち。社会はどうしたのか」、「役人たちが高い食事を好き勝手に食べている時に、誰がこの子たちを思っているのだろう」と、子どもたちを救えなかった当局への批判の声が上がっている。