ガザ地区:米大統領 イスラエル軍の攻撃を支持
毎日新聞 2012年11月18日 23時08分(最終更新 11月19日 00時13分)
【バンコク白戸圭一】オバマ米大統領は18日、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃について「ミサイルの雨を降らされて黙っている国は地球上にない」と述べ、イスラエルの自衛権に基づく攻撃として全面的に支持する考えを強調した。訪問先のタイで行われた同国のインラック首相との共同記者会見で語った。
大統領は、事態の悪化がイスラエル・パレスチナ間の和平交渉を「一層困難にする」と指摘。イスラエル軍が地上侵攻の構えを見せていることについて「イスラエルの軍事活動が激化せずに済むことが望ましい」と述べ、慎重な対応を求めた。