政治東国原氏を比例九州で調整 維新2012.11.19 23:20

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東国原氏を比例九州で調整 維新

2012.11.19 23:20
東国原英夫氏

東国原英夫氏

 日本維新の会は19日、12月4日公示、同月16日投開票の衆院選で、東国原英夫前宮崎県知事(55)を比例代表九州ブロックから擁立することで調整に入った。知事時代の地盤と知名度を九州地方での票の掘り起こしに生かせると判断したもようだ。

 東国原氏は、衆院選と同日投開票の東京都知事選への立候補も検討しているが、16日に都内で記者団に対し、衆院選と都知事選への対応について「まだ白紙の状態だ。来週には決断しなければいけない」と述べ、近く最終判断する意向を示していた。

 東国原氏は、日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長と個人的に親しく、橋下氏も東国原氏の衆院選出馬について「やっていただけるなら心強い」と強い期待を示してきた。

 ただ、維新内には、かつてスキャンダルを起こしたことや、国政に関する理念や政策が明確ではないなどとして、東国原氏の擁立に否定的な意見も根強い。

 東国原氏は「そのまんま東」の芸名でお笑い芸人として活動。平成19年1月、宮崎県知事に出馬して初当選した。23年1月に1期を満了して退任、同年4月の都知事選に出馬、落選したが、当選した石原慎太郎前東京都知事に次ぐ約169万票を獲得した。

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