日本維新の会の松井一郎幹事長(大阪府知事)は19日、衆院選で公明党が大阪府と兵庫県の計6選挙区で擁立する候補者について、同党から要請があれば推薦する考えを明らかにした。大阪府東大阪市内で記者団に「申し入れがあれば(推薦を)出させていただく」と語った。
維新の会は、公明党が「大阪都」構想などの実現に協力するのと引き換えに、6選挙区での候補者擁立を見送ることで同党と合意していた。
また松井氏は、衆院大阪12区で初めて実現したみんなの党との選挙協力について「そういう広がりをつくりたい」と述べ、今後も調整を続ける考えを示した。同区では、維新がみんなの公認候補を推薦している。
[時事通信社]