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ゾウやホッキョクグマを飼わない流れに  動物園改革が進むイギリス、カナダ、インドなど

21世紀、海外では、動物園を取り巻く環境が大きく様変わりして来ました。イギリスや北米では、ホッキョクグマやゾウ、イルカ、シャチなどの霊長類を飼育するには、広くて豊かな自然環境が必要な上、家族から離して飼うのはよくないとして、動物園で展示する事への疑問が大きくなってきているのです。

ロンドン動物園・・・ゾウの飼養展示を廃止。

バンクーバー動物園・・・飼養していたゾウを、アメリカのサンクチュアリに放す。

インド動物園協会・・・全動物園で飼養展示されていた140頭のゾウを、サンクチュアリやワイルドパークに移送決定。

全イギリス動物園・・・どんなに広い獣舎があっても、ホッキョクグマの飼養は禁止。

アリゾナ・ソノラ砂漠博物館・・・ソノラ砂漠に生息する動植物以外は飼養展示しない。

ウィスコンシン ブラックベア エデュケイション センター・・・森の中でクマを飼い、クマが生き生きと暮らしている姿を展示。

以上、動物法ニュースNO34(2011年10月発行)から。

 


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