2012年
11月19日(月)

福山競馬廃止へ 市は事業継続困難
多額の赤字を抱える福山競馬について、福山市は、事業継続が困難であるという認識を競馬関係者に伝えていたことが分かりました。福山市によりますと、市の財政局幹部が、きのう『馬主会』などの役員に対し、「売り上げが大幅に減少し、来年度の予算は組めない」と、事業廃止の方針を固めたことを伝えました。福山競馬は年々売り上げが減少し、今年度の上期売り上げは前の年の同じ時期と比べておよそ5億円減少し、収支も2100万円の赤字を計上しています。福山競馬は、戦後、復興の財源確保のため1949年に開設、これまでにおよそ400億円を市の一般会計に繰り入れてきましたが、これで福山競馬は63年の歴史に幕を下ろすことが事実上、決まりました。
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