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【プロ野球】

アニキが江川氏から3ラン 阪神−巨人OB戦

2012年11月19日 紙面から

阪神−巨人のOB戦で巨人の江川卓氏から3ランを放つ阪神の金本知憲氏=甲子園球場で

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 阪神と巨人のOB戦が18日、甲子園球場で行われ阪神が10−7で勝利した。阪神は野手、投手を合わせ35人、巨人は同33人の往年の名選手を始め、現役も参加。初回に先制の2点適時二塁打を放った阪神前監督の真弓明信氏(59)が最優秀選手に選ばれた。両チームによる甲子園でのOB戦は12年ぶり。スタンドには4万4272人の大観衆が詰め掛けた。

 “現役”としての力を存分に見せつけた。今季限りで現役を引退した前阪神の金本知憲氏(44)が、4回の初打席で巨人OBの江川卓氏(57)の2球目を完璧に捉え、右翼に特別設置されたラッキーゾーンに3ランを放り込んだ。5−3で迎えた中での試合の行方を決める殊勲打。MVPこそ真弓に譲ったが、その存在感を大いに示した。

 「ラッキーゾーンはええね。あのクラスになると、緩い球でも対戦できてうれしかった」。久しぶりの公の場。グラウンドに立つのは、10月9日の甲子園での最終戦、引退試合となったDeNA戦以来となる。

 「スイングもそうだけど、走るのもあの時以来だからね。腹筋もしてないし、腰が痛くなった」。およそ1カ月半ぶりの甲子園でも、クラブハウスにはまだロッカーもある。登場した際には、4万4000人を超える大観客からひときわ高い歓声が上がり、人気の健在ぶりをあらためて見せつけた。 (中山隆志)

 

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