トップページ社会ニュース一覧三宅島の山火事 ほぼ消し止められる
ニュース詳細

三宅島の山火事 ほぼ消し止められる
11月18日 11時30分

三宅島の山火事 ほぼ消し止められる
K10035778611_1211181220_1211181237.mp4

16日に東京の三宅島で発生した山火事は、18日朝までにほぼ消し止められ、三宅村は一部の地域の住民に出していた避難勧告を解除しました。
ただ、山林が広い範囲で焼けたため、ところどころで火がくすぶっており、地元の消防が消火活動を続けています。

三宅島では、16日に東部の坪田地区の山林で山火事が発生し、強風の影響もあって消火活動に手間取り、出火から丸2日、燃え続けました。
18日朝、東京消防庁のヘリコプターが上空から現場の状況を確認したところ、17日の雨によって火はほぼ消し止められ、人や建物への被害も確認されなかったということです。
このため、三宅村は17日夜、一部の地域のおよそ80世帯、150人に出していた避難勧告を18日午前8時50分に解除しました。
東京都によりますと、この山火事で、これまでに東京ドーム33個分に相当するおよそ156ヘクタールの山林などが焼けたと推定されています。
火は今もところどころでくすぶっているということで、地元の消防隊員や消防団員合わせて100人態勢で消火活動に当たっていますが、完全に鎮火するまでには、19日ぐらいまでかかる見通しだということです。

[関連ニュース]
このページの先頭へ