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30億円以上詐取か 男を逮捕11月19日 13時13分
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実態のない会社の社債を売りつけ、高齢者から現金2000万円をだまし取ったとして、振り込め詐欺グループの中心メンバーとみられる男が逮捕されました。
都内のマンションの部屋からは現金2億円が押収されたということで、警視庁は、このグループが30億円以上をだまし取っていたとみて、捜査しています。
逮捕されたのは、住所不定の無職、松下憲二容疑者(28)です。
警視庁の調べによりますと、松下容疑者はことし5月、埼玉県内に住む83歳の女性の自宅に証券会社の社員を装って電話をかけ、実態のない会社の名前を挙げ、「社債を買ってくれれば、後日2.7倍で買い取ります」などとうそを言って、2000万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。警視庁は、ことし5月、都内のビルを拠点とする詐欺グループ28人を逮捕し、捜査を進めたところ、松下容疑者が現金を管理するなど中心的な役割をしていたことが分かったということです。
グループが金の保管場所として使っていた東京・新宿の高級マンションの部屋からは、現金2億円が押収され、警視庁は30億円以上をだまし取っていたとみて調べています。
調べに対し、松下容疑者は容疑を否認しているということです。
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