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2012年11月18日7時58分

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ロボ飛行機、災害現場を撮って自動帰還 宇宙機構が開発

写真:宇宙機構が開発した災害用小型ロボット飛行機=17日、北海道大樹町の宇宙機構大樹航空宇宙実験場拡大宇宙機構が開発した災害用小型ロボット飛行機=17日、北海道大樹町の宇宙機構大樹航空宇宙実験場

写真:宇宙機構が開発した災害用小型ロボット飛行機=17日、北海道大樹町の宇宙機構大樹航空宇宙実験場拡大宇宙機構が開発した災害用小型ロボット飛行機=17日、北海道大樹町の宇宙機構大樹航空宇宙実験場

 【高山裕喜】災害現場まで自動操縦で飛んでいき、様子を撮影して帰ってくる――。そんな小型ロボット飛行機の開発に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が成功し、北海道大樹町の実験場で17日発表した。誰でも簡単に操作できるのが特徴という。

 この機は全長1.6メートル、幅2.2メートル、重さ5キロ。バネを使った射出装置から離陸し、電動のプロペラで20分ほど飛ぶ能力がある。胴体の中央に小さな垂直翼がついた独特の形状で、機体を傾けずに旋回して高い精度の撮影ができる。

 土砂崩れなどで、発生直後の被災状況を把握するのに使うことを想定し、自治体の防災担当職員らが簡単に使えるようにした。パソコン上の地図をマウスでなぞって飛行経路を指定するだけで、自動操縦で目的地まで飛んで戻ってくる。

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