板柳町と縄文環境開発(平川市、木村将人代表取締役)は、リンゴのがんといわれる腐らん病の進行を止める植物活性対策液「FT―12」を共同で開発した。微生物群の一つである「JOMON菌」をベースにしたもので、モニターによる3年間の実証試験を経て同社が商品化した。腐らん病の防除は患部を削るなど手間がかかり木にも悪影響を及ぼすが、対策液は患部に傷を付けた後に水で2倍に薄めて噴霧するだけでよい。関係者は対策液の使用により農家の作業軽減が図られ、良品生産につながるものと期待を寄せている。 |
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