宇治市長選、衆院選と同日実施 「トリプル選」に
宇治市選挙管理委員会(長谷部松子委員長)は16日、衆院の解散を受け、12月2日告示、9日投開票で実施予定だった宇治市長選と市議補選(欠員1)の日程を衆院選に合わせて1週間後にずらし、9日告示、16日投開票に変更することを決定した。
市選管によると、「トリプル選」は同市で初めて。委員4人が選挙の同日実施について▽投票が一度で済むため有権者の負担が減る▽経費が約1千万円節約できる▽投票率向上が期待できる-などの利点を考慮した。
市選管は市長選の立候補予定者説明会を既に開催しており、立候補の届け出に必要な書類は書き直してもらう。また、市内300カ所以上に設置済みのポスター掲示板やPR用の垂れ幕についてはシールを張るなどして修正するという。
【 2012年11月16日 23時30分 】