丸石 Emperor touring master(エンペラー ツーリングマスター)
| 基本仕様 | 付属品 | スペック各論 |
| 旅の装備 | 旅の持ち物 (別ページ) |
今後の予定 |
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1日中、しかもそれを何日も続ける自転車ツーリングの場合、何が起こるか分からない道中では自分の身体の一部としてしっかりと働いてくれ信頼できる相棒が欲しくなる。
未知ゾーンにも安心して入って行くことが出来、また未知ゾーンへの旅に誘ってくれる自転車、それがランドナーではないだろうか。
| 基本仕様一覧 | |||
| 初期(2003年11月) | 現在(2010年11月) | ||
| 年式 | 2003年モデル | ||
| フレーム | 素材 | クロモリ | ← |
| サイズ | 550 | ← | |
| 色 | 青系パール | ← | |
| フォーク | クロモリ | ← | |
| ヘッドパーツ | 丹下TGHC−1(マイクロアジャスト) | ← | |
| 工作等 | ダイナモ台座 | ← | |
| フレームポンプ台座 | ← | ||
| 駆動系 | 8速 | 9速(2005年6月改造) | |
| 変速レバー(Wレバー) | シマノ; | シマノ;7700系デュラエース | |
| フロントディレーラー | シマノ;NEXAVE | ← | |
| リアディレーラー | シマノ;アルビオ | シマノ;Deore | |
| クランク・チェーンリング | シマノ;? | シマノ;Deore (44,32,22T) | |
| BB | ? | シマノ;オクタリンクセレーション | |
| スプロケット | ? | シマノ;CS-HG61-9 9速(11-34T) | |
| チェーン | シマノ;8速用 | シマノ;105 9速用 | |
| ホイール | リム | アラヤSP30 26-1 3/8 | アラヤKP80 26-1 3/8 |
| ハブ | シマノ;ソラ | シマノ;アルテグラ | |
| スポーク | 星#15(たぶん) | 星ST#15 | |
| タイヤ | 三ツ星;トリムライン650×38A | パナレーサー;コルデラヴィ650×38A | |
| ペダル関係 | ペダル | 三ヶ島;CT-LITE | ← |
| トゥークリップ | 三ヶ嶋;鉄 | ← | |
| トゥーストラップ | ナイロン製(白) | ゼファール革製(白) | |
| ブレーキ | フロント・リア 本体 | テスタッチ;フロッグカンチブレーキ | シマノ;アルタスカンチブレーキ |
| レバー | DIA-COMPE 204QC(クイックレリーズ付き) | ← | |
| ハンドル | ステム | 日東 | ← |
| ハンドルバー | 日東ランドナーバー(B135AA) | ← | |
| サドル | サドル | ?;プラサドル | ブルックスB17(ハニー) |
| シートポスト | ? | ← | |
| ライト・リフレクター | ヘッドライト(ダイナモ式) | ソービッツ | MagicOne;SR600HD(ハブダイナモ用ライト) |
| ダイナモ | MITSUBA(6V 3W) | ← | |
| ヘッドライト(電池式) | キャットアイ、サーファス等 | ← | |
| リフレクター | キャットアイ;? | ← | |
| リアフラッシュライト | キャットアイ、パナソニック | ← | |
| キャリア | フロント | 日東M12(スチール) | ← |
| フロント(枠付き) | 日東キャンピーフロント | ← | |
| リア(枠付き) | 日東キャンピーリア | ← | |
| サドルバックサポーター | VIVA | ← | |
| その他 | 泥除け | 本所(分割式) | |
| サイクルコンピューター | キャットアイ; | シグマ;ROX9.0 | |
| ボトルゲージ | ミノウラ;1.5Lペット用、自転車ボトル用 | ← | |
| スペック各論 | |
| フレーム | |
| なんといってもクロモリ | これまで、ロードレーサーはアルミ、チタンと乗り継いできたが、性能的にはどれも素晴らしかったものの、トップチューブが若干スローピング気味で自分の中では絵的にもう一つという感じだった。やはり、自転車と言えば、細身のホリゾンタル(トップチューブが地面と完全に水平)が美しいという定説に異論はあるまい。 そして、クロモリの乗り心地。アルミのロードから乗り換えればその快適さは直ぐに分かり、確かにツーリング車にクロモリが多いのも頷ける。鉄といえば強度的にも安心なイメージだしね。 |
| フォーク | |
| ヘッド周り | ベアリングがヘッドチューブ側のワンにくっついていて、分解してもベアリングがバラバラにならないという代物。もちろん工具なしで分解できる。 輪行やカーサイクリングなどで自転車をばらす時は大変便利。 いわゆる「フォーク抜き輪行」というもの。 特にランドナーのような泥除けが付いている自転車ではフォークごと抜けることは大変にありがたい。 是非とも他の車種にも採用してほしい機構である。って無理か。 アルプス考案したらしい。 |
30年以上ランドナーを作り続けてきた丸石の誇りが滲み出てきてます。 渋くていい感じ。 フロントバック付けると見えなくなるけどね。 |
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| 工作など | もともとアルミ製のインフレーターが付いていた。 シルバーのインフレーターは結構似合っていたのだが・・・ でも、踵に当たるのよ。ここに付けると。 何度も落とし、可哀そうにポンプはベコベコ。 いつしか使わなくなってしまった・・・。 |
(色はシルバーです) |
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| 駆動系 | もうお気づきの方も多いと思うのだが、完全にMTBの駆動系を使用している。なぜこんなギアが必要なのか!? それは、改造当時はキャンピング装備で未舗装の登りをこなす必要があったから。 押して歩けと言われればその通り。でも出来る限り坂は漕いで登りたいし、ランドナーでガンガン踏んで飛ばすという乗り方は自分はしない。 飛ばしたい時はロードに乗ればいいしね。 実際、キャンピング以外でもギアの残り枚数はそのまま気持ちの余裕にもつながる。 とにかくランドナーではノンビリ。そういうコンセプトに合っていると思う。 ちなみに、出先でもアーレンキー一本でクランクを外せるようにとわざわざオクタリンクにしたけど、そういう機会は今のところ無い。 |
見た目的にも好きなパーツ。 フロントはフリクション。 リアはインデックスとフリクションが選択できる。 構造はシンプルそのもので、壊れにくいということでも安心を与えてくれる。 これのおかげで、ヘッド抜き輪行ができるし、ハンドル周りもシンプルになる。 |
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| ホイール | いつ無くなるかわからないスポーツ用の26×1・3/8リム。車輪が無くなったら自転車じゃなくなってしまうので、スペア確保という意味も込めて思い切って新調。 もともとのリムはアラヤのSP30で今回は同じアラヤのKP80。サイズは同じだけど、微妙に形が違う。 ハブはアルテグラ。ええ、やりすぎました。。本当は105でも十分すぎなのですが、その時は何故か気合が入っていて通販サイトで迷わずポチっといってしまったのです・・。 で、組んでもらったのは、以前住んでいた福島県いわき市新舞子にある「風サイクル」さん。 マスターは静かな方ですがとても熱いものを感じます。乗り味はとても良いです。ホイール精度もいいみたい。ここではロードのホイールも組んでもらっていて、その乗り味も最高。そのホイールもまた今度紹介します。 |
| タイヤ | パナレーサーのコルデラヴィシリーズ。 当初は三ツ星のトリムラインを履いてたのですが、三つ星が撤退ということで、パナに履き替えました。 カタログでは幅が38なのですが、実際は35です。。 確かに走りは軽くなったような気がしますが、逆に泥除けが幅広く見えてしまってます。 |
| ペダル | 鉄製のクリップが付いています。リフレクターは後付け。 ペダルもそろそろ新調しようかな。 |
| ブレーキ | しかし・・・ うわさ通り、効かない。 とにかく効かない。 シューを色々試しましたがダメ。 正直ママチャリに劣ると思った。 お陰で荷物満載の下りでは相当怖い思いをした。 見た目も重要だが、やはりブレーキだけは安心できるものを使いたいという事で、デフォルトに戻してあります。 これまでの恐怖は何だったんだと思うほど効くようになりました。 ちなみに、エンペラーのフォークにはVブレーキタイプのシュー(ロッドシューではないシュー)を付けるカンチブレーキはうまく付きません。というのもシューを最大に下げてもタイヤに当たってしまうんですね。左写真ではヤスリでブレーキ本体のシュー取りつけ穴を下に広げて強引に取り付けてあります。リアは付くのにね・・・ |
ブレーキ性能は最も重要! |
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ワイヤーの太鼓をはめ込む部分に割りが入っており、ワイヤーを外すことができる。 これのおかげで、ハンドルを外し、ヘッド抜き輪行が行える。 |
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| サドル | もともとは、プラ製のサドルが付いていたんですが、交換。 ブルックスB17スタンダードです。 本当は大きな銅鋲がついたモデルが良かったんですが、学生時代の買い物だったので。 でも、もうすっかり自分の尻の形になじんで手放せないサドルになっています。 ほかのサドルから乗り換えると、何か下から支えてくれるような安心感がありますね。 もともとロードの固いサドルに慣れていたせいか、最初もあまり痛くありませんでした。 雨の日や大汗をかいた時の扱いなどデリケートですが、是非お試しあれ。 |
| ライト類 | ランドナーでは泥除けに並んでシンボル的は部品ではないでしょうか。 左シートステーに取り付けるダイナモから電気を引いていますが、6V3Wはかなりの明るさ。もちろん止まると消えてしまうという不便さもありますが、電池式のLEDライトの補助もしくはスペアと考えればかなり使えます。 |
ソービッツの電球式のライトも使えたのですが、やはりもう少し明るいライトが欲しいということでついにダイナモライトをLED化しました。通販サイトでたまたま見つけた砲丸型のハブダイナモ用LEDライトを使用。規格は6V2.4Wですが、問題なく使えてます。ソービッツよりもかなり大ぶりなので最初は違和感ありましたが、OKな範囲。御覧の通り、3つの高輝度LEDとその周りは反射板になっています。蓄電機能もあり、停止した際に3分間くらいLEDが光り続ける仕組み。聴いたことないメーカーでしたが(失礼!)、かなり使えます。 ちなみに配線にキボシをかませてソービッツのヘッドライトとすぐに換装できるように工夫してあります。 |
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入手困難になりつつあるので、バスタのダイナモ(ソービッツのOEMらしい)を購入しておきました。 |
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| キャリア | 日東製。 キャンピーよりも大分軽量化できる。 カンチ台座とフォーク根もとの穴を使って固定する。 |
カンチ台座とハブ軸受け上のダボで固定します。 定番中の定番でしょう。 溶接も綺麗でしっかりとした作り込みになっています。 以前より値上がりしたみたい。 でもそれくらいの価値はあると思います。 |
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キャンピーを前後に付けた様子。リアはサイド枠が後方にオフセットしていて、踵が荷物に当たらないよう配慮されている。 もちろん、サイド枠を外すことも可能。 |
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| 泥除け | ツーリングでは当然雨の中も走るわけで実用面でも重要なパーツだが、それにも増して見た目的にも付いているとなぜか落ち着くパーツである。 泥除けも凝りだすと大変に奥が深い(らしい)のだが、自分はデフォルトのまま(本所の半丸型)を大切に使っている。 輪行などすると一発で傷やへこみがついてしまうが、それも味となるところがランドナーという自転車のいい所なのかもしれない。 この泥除けは分割式で、後輪の泥除けが後ろ半分、外すことができる(近々写真も掲載)。 写真蝶ネジを緩め、ステーを固定しているボルトを外すだけで、カパっと外れる。これもまた便利な仕組みで、このお陰でかなりコンパクトになり、輪行や小さい車にも積む時に重宝する。 こうした機構を見るにつけ、やはり、ランドナーは旅用に完成された車種なのだなと思ってしまう。今、ロードレーサーやMTBでツーリングを楽しむ方も多く、そのための後付けパーツが色々と出てきているが、結局最終的にはランドナーのような形態に落ち着くような気がするなぁ。 |
| サイクルコンピューター | ハンドルを取り外し、ヘッド抜き輪行をするランドナーでは、とにかく無線式(ワイヤレス)のものが便利。 今はシグマROX9.0をロードレーサーと共用している。標高や傾斜がリアルタイムで分かってかなり便利。これについては別の機会に・・・ |
| ボトルゲージ | ミノウラの1.5Lペット用ゲージを使用。 北海道時代は自販機が無い区間も多く、1.5L積めることでかなり安心できた。 |
| 付属品 (旅の装備の内容と重複します) |
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| ライト | ヘッドライト 相当の明るさで、しかも配光も良く考えられており、足元もしっかりと照らしてくれるので側溝や縁石などの危険もしっかりと認識することが出来る。 舗装状態の良い国道・県道であればこれ一本で十分ナイトランをこなせる。 もう少し道が悪くなると、これ2丁は欲しい感じかな。 3000円強するが、いい買い物をしたと思う。 |
| リアフラッシュライト | 光センサーと振動センサーで、自動的に点滅してくれる。 トンネルが連続する区間に便利。 あまり止まりたくないロードレーサーでは大変重宝している。 惜しむらくは、強制ONスイッチが無いこと。 霧などの明るいけど発光させたい時には眠ったままzzz・・・ そんな時はビニールテープでセンサーをふさいでいるけどね。 あと、せめて防滴機能は付けてほしかったなぁ・・・ |
| フロントバッグ | 帆布製。 鞄が旅に誘ってくれるということは良くあるが、自分の場合このバッグも見ているとついついツーリングに行きたくなってしまう。 マップケースにツーリングマップルがそのまま入ってかなり便利。 長年使いこんで大分色も褪せてきたが、まだまだという感じ。今後もバリバリ使いこんでいくぞ。 |
これも帆布製。 っていうか、帆布が一番似合う気がする。 日帰りの旅行で使っている。 |
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| サドルバッグ | オーストリッチの帆布製サドルバッグ。 小旅行で弁当や湯を沸かすストーブなどを入れるのに使える。 |
コットンダックと呼ばれる防水性の特殊な生地を使用しているらしい。 色合い的に緑が合いそう。 容量は大きく、夏〜秋の一泊旅行(宿泊)ならこれで十分。 底に芯が入っていないので荷物が少ないと逆に型崩れしてしまう。 中は巾着のように縛れるので、荷物が飛び出すこともないし、フラップで弁当を包み込んで入れるという裏技もできる。バッグの上に荷物を括り付けることも可能。 以前住んでいたところが大変湿気の多い土地で、一度カビが生えて瀕死の状態だったが奇跡の復活を遂げた。 |
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| サイドバッグ | 1ペア買いました。 最近買ったばかりなのでまだまだ「青い」ですね。 機能的には他の化学繊維のバッグが良いですが、やはり、ランドナーにしっくりきます。 シンプルなので逆に色々と応用技が使えますね。 |
これは確かペアで7000円くらい。 生地は正直薄めですが、リアは主に衣類やテント、シュラフくらいしか積まないので問題なし。 サイドポケット、大きな雨蓋、反射テープと機能的にも満足なものでした。 ただ、林道などで油断すると「落ちます」。 |
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サイドバッグの定番的なもの。 丈夫な生地に適度な容量。大きな雨蓋やポケットと機能的には必要十分。レインカバーも付属。 とても良いのですが、やっぱり、油断すると落ちるので注意。 |
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| 輪行袋 | オーストリッチのランドナー用袋。 でも納めるのがすこぶる難しい・・・。 |
| 旅の装備(持ち物詳細は作成中) | |
| キャンプ仕様 | こんなのや・・・ こんな感じとか・・・ 自炊をする場合大体上2つのようになります。 基本的にフロントヘビー。前に自炊道具や食材など、後ろに寝袋や衣類などかさばる物を入れています。 テントや寝袋がもう少しコンパクトになれば、もう少しスッキリするかも? (どうしても自転車への投資が先になってしまう・・・) |
| 宿に泊まる仕様 1週間〜 |
キャンプとの違いは、前フロントに衣類などを入れています。 小型のフロントバッグを買えば、さらにコンパクトかつ軽量化できるかも。 |
| 宿に泊まる仕様 数日 |
夏場など着替えが少ない場合のスタイル。 フロントバッグに一眼レフその他が入っているので結構重く、念のためフロントキャリアはキャンピーを使っている。 |
| 日帰り仕様 | フロントキャリアは日東M12を使用。 身軽に動き回れるようにした仕様。 荒れていない林道なら入っていける。 サドルバッグには大抵バーナーと小型薬缶、コッフェルが入っていて、道中、チキンラーメンを食べたりコーヒーを入れて飲んだりする。 |