はじめに
日本人は、多くの場合、神社にお参りに行っても、祭神がどなたか知らなかったりします。神社にお参りする場合、祭神がどなたかを確かめるのは当然です。しかし、現在の神社では、祭神が表示と替わっておられるケースもあります。
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日本人は、多くの場合、神社にお参りに行っても、祭神がどなたか知らなかったりします。神々がいかにおおらかであっても、これでは顰蹙を買います。
神社にお参りする場合、祭神がどなたかを確かめるのは当然です。しかし、現在の神社では、祭神が表示と替わっておられるケースもあります。これは、数年前に、ほとんどの神々が、無界現象面最高神の命令で、私を攻撃して、消されたためです。
地系神(古事記にいう国津神)の場合は、その後、替わりに出された神々がおられますが、その数が少なくなって、以前の祭神がそもそも存在しないために代わりの神様が配置されていることもあります。
一方、天系神(古事記にいう天津神)が祭神であった神社の場合には、天系神は消滅後に後継の神々が出されていませんから、地系神が祭神になっておられます。しかし、おそらく宮司さん自身がそのことをご存じないため、そういう風には表示されていません。
また、宮司さんの都合で祭神が乱れている場合があります。ひどい場合は、天神様は本来はスサノオの神様であるのに、人霊である菅原道真を祀っている神社が多く見受けれます。これは、受験生をもつ親からの奉納を宛てにして神社の収入を増やすための方便であり、本末転倒というべきです。
ひどい例をもう一つ挙げますと、八幡神を祀る八幡神社で、人霊である応神天皇を祀っているのは、かなり政治的な匂いがします。これについては、古事記の中で、仲哀天皇を貶め、神功皇后・応神天皇を美化している嫌な話がありますが割愛します。
一般に、天系神様が祭神であると表示されている神社にお参りされる場合には、とくに注意が必要です。できるだけ真の祭神様を事前に調べてからお参りするのがいいでしょう。ただ、真の祭神様が分かる方が非常に少ないのが現状なので、難しいことは事実です。
そういう神社にお参りする場合には、表示されている祭神様に挨拶しても意味がありませんから、それなりの工夫が必要です。たとえば、
「天系神様の消滅後、どのような神様が祭神様になっておられるかは存じませんが、挨拶させていただきます」
と断りの文句をつけた上で、挨拶させていただけば我慢していただけるでしょう。
まとめ
天系神(古事記にいう天津神)が祭神であった神社の場合には、天系神は消滅後に後継の神々が出されていませんから、地系神が祭神になっておられます。天系神様が祭神であると表示されている神社にお参りされる場合には、できるだけ真の祭神様を事前に調べてからお参りするのがいいでしょう。
●精神世界 理論と実際