精神世界:精神世界と巫女


はじめに

 日本には、巫女という存在がいます。
「大和は、神代の昔から、女ならでは夜の明けぬ国」
というコトバがあります。アマテラスは天系の神なので、置くとして、倭国を初めて統一した卑弥呼(日巫女)も女、それも巫女でした。

本文

 インドが多神教の国であるように、日本も多神教の国でした。

 多神教の特徴は、一神教に比べて、信仰する相手の神様が、身近であると言えると思います。身近であるということは、神様の次元が現界に近いという意味もあります。

 こう書きますと、シャーニズム=低次元の宗教という見方もあります。しかし、一方では、神様の次元が現界に近いということは、神様との生きた交流ができやすいという意味でもあります。

 今でも南米や南太平洋の部族が、神々に豊作を祈ったり、様々な幸運を祈る行為を部落総出で行っている様子がテレビで紹介されることがあります。古代日本でも、そういう風景があちこちで見られたようです。

 このような時に活躍したのが、巫女さんです。卑弥呼は、魏志で、中国の外国を卑しめる習慣に則って、使われている言葉であって、実は日巫女であったとう説があります。日の神に仕える巫女と言う意味です。

 古事記や日本書紀に推古天皇が雨乞いの祈りをしたという記録もあります。当時の女性天皇は巫女の役割をもたされており、したがって、独身(後家も含む)でなければならなかったようです。

 つまり、巫女は社会的に非常に重要な存在だったのです。

 現在では、沖縄では、ノロと呼ばれる巫女さんが、住民のために神に祈りをささげています。

 塾生さんの中には、過去世で巫女さんだった方がほぼ半分います。女性に限るとほぼ80%です。その方々は、いずれかの次元の、チャクラのどれかが30%〜50%ほど開いています。なぜでしょう。それは、神様との交流をしようと、10年も20年も懸命に努力しているうちに、異次元交流に必要なチャクラが活性化してくるのです。

 つまり、日本では、神様との交流が普遍的だったのです。それが、今後の精神世界の発展に大いに役立つことになることでしょう。

まとめ

 巫女の存在が示すように、日本は、神との交流が普通に行われた国でした。その伝統は、これからの精神世界における発展に大いに役立つことでしょう。

   [(C) 2007 中井 保晴]

 中井式修練法については、
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  ●解説
   精神世界
    ▲精神世界と巫女
    ▲各次元界の存在
    ▲人間の多次元性
    ▲生命エネルギーと気
    ▲ハイアー・セルフ
    ▲生命エネルギーと中井式修練法
    ▲生命エネルギーの次元
    ▲四次元界の概念
    ▲霊波線

  ●エッセイ