精神世界:人間の多次元性


はじめに

 人間は物質の次元に生きる肉体のみの存在ではなく、先祖がいる幽質の次元に生きる幽体や霊質の次元に生きる霊体をもつ多次元の存在です。その前提として、この空間は物質空間だけではなく、幽質や霊質を入れる空間でもあります。

本文

 空間には物質の次元以外に、少なくとも、幽体の次元(四次元)、粗い霊体の次元(五次元)、精細な霊体の次元(六次元)、魂の次元(七次元)、[ハイアー・セルフ]の次元(九次元)と呼ぶことができるいくつかの層があります。さらに超々高次元の層があり、それぞれの次元に生命エネルギーが働いています。

 空間が多次元から構成されているとすれば、そこには、幽質、粗い霊質、精細な霊質などの世界があるのです。いろいろな宗教が死後の世界を説明していますが、今のところ、それを科学的に実証することはできていません。

 しかし、超心理現象や超常現象を科学的な方法で確かめようとする動きは最近盛んになっており、将来は、異次元世界の存在とそのありさまが、人の知覚を通して認識できるようになるものと思われます。

 世界が多次元世界であるとしたら、多次元世界に生息する人は一体どのような存在なのでしょうか? 当然のことに、人も多次元の存在ということになります。ただ、我々の顕在意識が直接的には物質界しか意識していないだけです。

 人には必ず幽体があります。粗い霊体も精細な霊体もあります。さらに、み魂と副魂があり、ハイアー・セルフがあります。人にみ魂があることを知らない人が多いのは、存在の次元が違うと、次元を超えてものを認識することが難しいからです。

 交流法によって、これまで体験的に確かめ得た次元を表にします。

                             
次元次元(材質)人間の要素
零次元すべての根源の次元絶対の存在
無次元絶対精妙な霊質次元神界
十四次元極々々精妙な霊質次元神界
十三次元極々精妙な霊質次元神界
十二次元極精妙な霊質次元神界
十一次元超々精妙な霊質次元神界
十次元超精妙な霊質次元神界
九次元精妙な霊質次元神界ハイアー・セルフ
八次元超々精細な霊質次元神界
七次元超精細な霊質次元神界み魂、副魂
六次元精細な霊質次元神界精細な霊体
五次元粗い霊質次元神界粗い霊体
四次元幽質次元神界、幽界幽体
三次元物質次元精霊界肉体


 現界は、表面的には三次元の物質次元ですが、実は普通の人でも、四次元(幽質次元)から九次元(精妙な霊質次元)に至るまで多くの次元を備えた特殊な世界です。

 次元が違うと、低い次元から高い次元は見えませんが、霊視能力がある人には、比較的高い次元が見えます。ですから、テレビでよく放映されるような怪奇現象など特殊な現象がいわば観測されるのです。

 しかし、霊視能力があり、幽体や霊体を見ることができる人がいますので、気を見ることができる人も、少数ですがいます。

まとめ

 空間は物質空間だけではなく、幽質空間や霊質空間があり、各空間に生命ある存在がいて、それぞれの世界を作っています。人間は物質次元、幽質次元、粗い霊質次元、精細な霊質次元、み魂の次元(七次元)、ハイアー・セルフの次元(九次元)を同時に生きる多次元の存在です。

  ●解説
   精神世界
    ▲各次元界の存在
    ▲人間の多次元性
    ▲生命エネルギーと気
    ▲ハイアー・セルフ
    ▲生命エネルギーと中井式修練法
    ▲生命エネルギーの次元
    ▲四次元界の概念
    ▲霊波線

   鎮静法
    ▲鎮静法