はじめに
携帯電話では、望む相手の電話番号を送信することによって、電波による伝送路が結ばれますが、異次元交流においても、相手を思い浮かべ、"想い"で呼びかけることによって伝送路が結ばれます。とくに親しい人、別けても、夫婦や親子の間には、呼びかけなくても常に霊波線がつながっています。
本文
8月16日だったと思いますが、NHK総合テレビの連続テレビ小説「純情きらり」で、霊波線を思い出させるシーンがありました。主人公の婚約者が戦争で亡くなったころ、主人公は婚約者の幻をみます。同じころ、婚約者の母親も息子の幻を見ます。二人は、この幻を見たことによって、彼の死を信じます。
ドラマなどでよく使われるシーンだと言えばその通りですが、戦争を体験した世代の中ではよく知られた現象です。この話は、霊波線の存在を暗示していると思います。
もう一つの見方は、死んだ人は49日間はほぼ自由に現界を動き回ることができます。ですから、この婚約者は、いとしい人にお別れに来たとも言えます。ですが、ここでは、霊波線の話にフォーカスしましょう。
最近は携帯電話が普及しましたので、望む相手の電話番号を送信することによって、電波による伝送路が結ばれることは理解しやすいと思います。霊波線とは、各次元の伝送路です。
異次元交流においても、相手を思い浮かべ、"想い"で呼びかけることによって伝送路が結ばれます。
とくに親しい人、別けても、夫婦や親子の間には、呼びかけなくても常に霊波線がつながっています。
テレビ小説の場合には、婚約者が死に瀕して、主人公と母親のことを強く想ったために、霊波線を通じて主人公と母親に強い情報が流れ、白昼夢を見るように、婚約者;息子の姿を見たのだということになります。
霊波線は、通常、み魂同士で結ばれます。み魂は七次元の存在ですから、霊波線も七次元の存在ということができます。
しかし、霊波線は七次元とは限りません。たとえば、精霊や妖精は三次元の存在ですから、彼らと結ばれる伝送路:霊波線は三次元です。動物霊と交流する場合には、六次元の霊波線が結ばれます。
私と塾生さんの間の霊波線は、十次元です。塾生さんのハイ・ハイアー・セルフ(十次元)と、私のハイ・ハイアー・セルフ(十一次元)の間で結ばれます。この霊波線を通って十次元の生命エネルギーが流れます。
現状では、私が定常的な交流をいただいているのは、絶対のご存在ですから、絶対のご存在と私の間にも霊波線が結ばれています。この霊波線を通って純粋な(十五次元の)生命エネルギーが流れます。
まとめ
霊波線は、通常、み魂同士で結ばれます。ですから、霊波線も七次元の存在ということができます。しかし、霊波線は七次元とは限りません。たとえば、私と塾生さんの間の霊波線は、十次元です。
[(C)2006 中井 保晴]
●解説
精神世界
▲精神世界と中井塾の経験
▲各次元界の存在
▲人間の多次元性
▲生命エネルギーと気
▲生命エネルギーの次元
▲ハイアー・セルフ
▲生命エネルギーと中井式修練法
▲四次元界の概念