ご経綸:因果律の厳しい適用


はじめに

 2010年3月1日に精神世界を含めた全世界の新たな統治体制が発足しました。それにともなって、因果律の適用が厳しくなっています。

本文

   最近、いくつかの出来事を通じて、因果律の適用が厳しくなっていることを痛感しています。

 9月16日、台風が北陸に上陸して、関東甲信越を通過しようとしていたころ、私は、ある塾生さんに依頼した用事のことが気になっていました。この方は、雨の中を、山梨県から長野県北部に車で移動し、午後には同じ道を帰ることになります。

 台風は上陸後、弱まってはいるようでしたが、地域によって大雨が降るため、山間部を通る際など、何が起こるか分かりません。

 私は、すべてが始まる場の、ある御方様に、おそるおそる事情を説明し、この方のご守護をお願いしてよいかお尋ねしました。答えは、
「よい」
ということだったので、私は、少し安心して、
「では、ご守護を、よろしくお願いします」
とお願いしました。

 その日、私は、リハビリのために病院にいく日だったので、いつものようにバスに乗るために、乗り場に向かいました。バスは時間になっても来ず、10分間ほどすぎたころに、35分後に出発するという表示が出ました。

 きっと、途中の道路が冠水して、バスが通るか迂回するのに時間がかかったのだと思われました。

 私は、少々思案の上、帰りのことも考えると、かなり不都合だったので、リハビリは中止し、家に引き返しました。ところが、足が非常に重く、何か異常があるとしか思えません。

 「これは、私が用事を依頼した方のカルマに関するみそぎの振替をもらっているな」と直感しました。

 帰って、ご守護をお願いしたお方様にお尋ねすると、その通りでした。

 また、午後に、郵便局に行くために外出すると、またまた、足が非常に重く感じました。そういえば、用事を依頼した方が帰える時間です。またまた、みそぎの振替をいただいたのです。

 同じ日に、ある方から聞いたところでは、その方は1ヶ月半ほど前に、旦那さんの病状が非常に悪く、看病のしようがなかったので、
「彼の苦しみを、私に分けてください」
と祈ったそうです。

 そのせいか、彼女にがんの病巣が見つかったのです。

 がんは、まだ初期だったので、大事には至りませんでしたが、みそぎの振替をいただいたことは明白でした。

 このように、
「因果律があるのだから、Aのために特別の守護をお願いするということは、Aが受けるはずのみそぎをお前が受ける積りなんだね」
ということは、いちいち教えてくださらずに、粛々と実行されるのです。

 まさに、厳しい時代になったということです。しかし、考えてみれば、因果律の適用があいまいなら、人間はあまえてしまうのでしょうね。私は、分かりやすい、いい状況になったと感じています。

   ●[超宇宙のご経綸]

まとめ

 2010年3月1日、超宇宙以上を含めたすべての世界の、新たな統治体制が定められました。それにともなって、因果律の適用が厳しくなったのですが、分かりやすくなったともいえます。

[(C) 2010 中井 保晴]

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