(画像:daily mail)
イギリス中部のストーク・オン・トレントに、たった1日だけ設置された幻のゴミ箱がある。そのゴミ箱にゴミを捨てるには、バスケットボールのダンクシュート並みに手を思いっきり伸ばしてジャンプしなければならない。なぜなら、
そのゴミ箱は地上から2.1mの高さに設置されているから。
黒い公共のゴミ箱は、水曜日に、電柱の中程、バス停の標識の近くに設置された。ここにゴミを投げ入れられる市民は、そうそういない。地元のプロサッカーチーム、ストロークシティに在籍している身長2mのペーター・クローチ選手ですら、やっとだ。
そんな不便なゴミ箱には、当然、直ちに市民から苦情が寄せられ、
設置からわずか24時間以内で、取り外されてしまった。
なぜ市が、こんな無謀なところにゴミ箱を設置したのかは分からないが、電柱の低い位置がガラ空きの為、おそらく、エンジニアが内部の配線にアクセスし易くする都合上、こうなったのだと思われる。
この幻のゴミ箱を目撃した市民の感想は、
「エイプリルフールの冗談かと思った。」
「これからはゴミをゴミ箱に捨てるのに、バスケットボール選手が必要だと思った。」
「信じられない。ほとんどの人がゴミ箱に手が届かないよ。」
「バスを待っている時に、このゴミ箱に頭をぶつけた人が何人かいた以外は、面白いと思う。それにしても、ひどい不覚だね。まったく役に立たないから、そこにゴミ箱がある意味がないよ。」
「私は160cmしかないから、このゴミ箱にゴミを捨てるには、爪先立ちをしなきゃならないわ。子供は絶対に無理よ。」
「バス停の近くに設置したかったのは分かるけど…ちょっとバカよねぇ。」
と散々だ。
実際、市も、このゴミ箱の設置場所については、“バカ”だったと認め、謝罪している。
「これは明らかにバカな間違いです。正しい位置に設置されるべきでした。今後二度とこのようなことがないよう、徹底します。」
まったく役に立たないゴミ箱だが、地元のおもしろ名物として、もう少しの間、そのままにしておいても良かったのに、とも思う。
ゴミを捨てる役には立たないが、見た人を笑顔にする役には立つだろう。
【記事:りょーこ】
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