第63回 福島におけるEMによる放射能汚染対策に関するフォーラム(2)
前回は、フォーラムの目的について述べたが、先ずはEMによる放射能対策を進めるようになったEM研究機構による確たる実験の成果を紹介したい。
 福島県飯舘村におけるEM技による放射能低減化試験(経過報告)
改めて述べるまでもなく、飯舘村は避難地域である。この実験の注目すべき点は2ヶ月で75%もの放射能が低減していることであり、今年の8月にはセシウム134の影響がなくなり、現在は半減期の長いセシウム137とストロンチウム90が汚染の主要因と判断できる状況になったということである。
その次に赤い伏線の部分の意味することである。すなわちEMを散布すると隣接地の放射線量も低下するという事実である。本件については、本DND第61回で野田市のスポーツ公園の例で、すでに述べた通りであるが、今回の調査は、その再確認のために行われたものでサンプリング地点は、散布区から50Mくらい離れた場所である。その結果、放射線セシウムは15,000ベクレル/kgで自然減を加味したまわりの地域の数値に類似したものになっている。
それらの結果に基づいて、各地でかなりの数のEMによる除染が行われるようになり、散布量がある一定量になると、例外なく、放射線量は自然減をはるかに上回る減少率が得られている。その代表例として、いわき市の「EMとじょうろの会」の久呉宅の結果を発表いただいたが、その結果は図1と図2に示す通りである。図2の結果は8月30日の外部との比較であるが10月5日には図1に示されるように宅地内の放射線は着実に減少しているのである。
 図1
 図2
その次は、田村市の都路の避難指示準備区域のコズモファームの例である。その取り組みの経緯と結果は図3と図4の通りである。本結果は空間線量で示されているが10月の調査では地表線量が空間線量よりも低くなっており、時間の経過と散布量の増加に伴って加速度的に低下していることも確かめれている。
 図3
 図4
コスモファームでは山林を含めた広い範囲の除染に取り組んでおり、週30トン以上の活性液散布が行えるようになっており着実な成果が広がっている。
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