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エサの食べ過ぎで死んでいく動物たち、驚くべき中国動物園の現状―浙江省温州市

配信日時:2011年5月19日 17時21分
18日、浙江省の温州動物園で入場者に動物の餌を売りつけていることが明らかとなった。写真は同動物園。
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2011年5月18日、浙江省の温州動物園では、入場者に動物の餌を売りつけていることが明らかとなった。入場者からたくさんの餌を与えられた動物の中には、食べ過ぎで死んだものも少なくないという。銭江晩報が伝えた。

12日、ネット掲示板に温州動物園の問題を暴露する文章が投稿された。投稿主「789yang」は同園従業員を名乗っている。その問題とは入場者相手に動物の餌を売りつける売店があること。飼育員が動物園に金を払って場所を借り、経営しているという。

しかし、大量に餌が与えられることは、動物たちにとって決して幸せなことではない。同動物園では2004年10月のキリンの死を初めとして、サルやアザラシなど多くの動物が食べ過ぎで死んでいるという。

ネット掲示板の書き込みが話題になった直後、園内の売店は撤去された。取材を受けた動物園担当者は「売店はすでに撤去したし、規定違反の行為ではない。全国の動物園ではどこでも同じような売店を設けている」と弁明した。(翻訳・編集/KT)
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