2002年3月12日・・ヴィルヘルムスハーフェン コンサート
本日の公演地、ヴィルヘルムスハーフェンは、宿泊地ブレーメンより100キロほど北上したところにある、北海に面した小さな街です。
出発は12時半と言うことで、午前中は市内観光にでる人、ホテルでゆっくり過ごす人それぞれ過ごした後、バスにて出発。
ヴィルヘルムスハーフェンは、1996年の ヨーロッパ公演でも、コンサートを行った街です。そのときの評判が良かったのか、今回のヨーロッパ公演では、真っ先に公演地の名乗りを上げてくれた街です。
ホールはショッピングセンターの二階で、音楽専用ホールではないもよう。 客席も、造りつけのイスではなく、ステージも特設といった感じの物でした。そのため、音響も多少不安な面もありましたが、客席のほうにはよく響いていた様です。
さて、コンサートの方には今日から日本フィル常任指揮者の小林研一郎氏の登場です。マエストロ・コバケンの集客力のおかげで、実にほぼ満席と行った状態で迎えることが出来ました。プログラムは、芥川也寸志「弦楽のための三楽章」、グリーグのピアノ協奏曲、チャイコフスキーの交響曲第四番。約二時間半のコンサートでしたが、お客さんには熱狂的に迎えられて、アンコール二曲。マエストロ作曲の「夏祭り」の演奏後は、客席総立ちのスタンディングオーベーション、大盛況のうちに、コンサートを終えることが出来ました。

         トランペット星野究 

 上左と中:ヴィルヘルムスハーフェンの繁華街。駅のところには、とても近代的で清潔な、
      ショッピングセンターがあります。
 上右:なにやら、物色中のバイオリンの三本さん。
       :お子さんに買い物でしょうか?ファゴットの鈴木さん。
       :楽しそうな、ビオラのエキストラの中村さん。
    :ステージで、ピアノをセッティングする、豊田さんと小林さん。
    :ハープの松井さんは、今日は降り番です。練習するためにホールに来ました。
      フルートの柳原さんとなにやら相談。
下の数枚は、リハーサル前の様子です。エキストラの方を中心に載せてみました。
  上左と中:ドイツより指揮をする、小林マエストロ。
  上右:大川内コンサートマスターの奥方と小林マエストロの奥方。
本日のプログラムは、チャイコフスキーの交響曲第4番、グリーグのピアノ協奏曲芥川也寸志の弦楽のための三楽章でした。
東京のリハーサルから暫く時間がたっていますので、熱のこもったリハーサルとなりました。
    :コンサート前に練習する、バイオリンの本田さん。
    :床に地図を広げてなにやら・・。コンサートマスター木野さんと????。
上の数枚はコンサートの様子です。
このあと、スタンディングオーベーション、まさに総立ちでした。
左の写真は、佐藤さん親子。左が、お嬢さんの桃子さん。第一回の日本フィルヨーロッパ公演の時には、小学校3年でお母さんについて参加していました。今回は、エキストラとして参加している事に関して「音楽家として一緒に演奏できてうれしい気持ちもあるけど、ちゃんと(仕事を)やってくれているのかなと、心配にもなります」と母親の顔をのぞかせていました。その後「朝なんか、全然起こしてくれないのよ!」とぼやきの声も・・。
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