プロ野球:巨人が日本シリーズ進出 3年ぶり
毎日新聞 2012年10月22日 21時19分(最終更新 10月23日 00時00分)
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は22日、セ・リーグの最終戦、第6戦が東京ドームで行われ、巨人が中日を4−2で降し、対戦成績を4勝3敗(リーグ優勝の1勝のアドバンテージを含む)として3年ぶり33回目の日本シリーズ進出を決めた。セはリーグ優勝チームが5年連続で日本シリーズに進出。巨人は3年ぶり22回目の日本一を目指す。
巨人は第1戦から3連敗を喫したが、その後、3連勝して逆転でCSを突破した。CSの最優秀選手には、第5戦でサヨナラ打を放った巨人の石井義人内野手が選ばれた。
パ・リーグを制し、CSを勝ち抜いた日本ハムとの日本シリーズは27日、巨人の本拠地・東京ドームで開幕する。
○巨人4−2中日●(22日、東京ドーム)
投打のかみ合った巨人が快勝。二回、寺内、長野の適時打で3点を先取。五回に村田の中越えソロで加点した。ホールトンが5回失点ゼロの力投。中日は先発・伊藤が二回途中3失点と乱れ、打線もつながりを欠いた。
巨人・原監督 いきなり3連敗という形で、土俵際、徳俵に乗った状態から選手たちが頑張った。若いチームが3連敗から3連勝。非常に価値ある勝利だった。
中日・高木監督 悔しいの一言。勝負事だから頑張ったではいけない。3連敗して(終わって)いたら悔しくなかったが、(中日が)3連勝していたから悔しい。