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震災漁網の広域処理、知事が増量の意向表明し計2000トンに/神奈川

2012年11月15日

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 震災で使えなくなった漁網の広域処理について、黒岩祐治知事は14日の定例会見で、岩手県洋野町だけでなく野田村からも受け入れたい意向を示した。受け入れ量も新たに400トン増やし、計2千トンにしたい考えだ。県最終処分場(横須賀市)の周辺住民を対象にした説明会を23日に控えており、被災地を視察してきた知事は「(新たに)400トンをという声を聞いてきた、と正直に話したい」と述べた。

 7月に地元町内会に提示した受け入れ案は「岩手県内の市町村のうち、当面は、分別が進んだ洋野町の漁網(1600トン)」と記載。野田村の400トン分は明記していない。

 会見で知事は「そのときは野田村は表現していなかったが、『当面は』と申し上げてきた。もともと洋野町に限るとは一切言っていない」「私のイメージは『岩手県の北のほう』だった」と強調し、「拡大する、追加する、というわけではない」との認識を示した。

 今後も岩手県からの要望があれば対象に含めるのかとの問いには「神奈川県には最大限でこれだけ、という話だった」と否定した。

 知事は12日に洋野町と野田村を視察。感想について「漁網がうずたかく積まれていて驚いた。放射性物質はほとんど不検出。重りの鉛も分別されていた。においもなかった」と述べ、説明会に向け「なんとか(受け入れを)了解いただきたいと、全力で誠意を尽くしたい」と意欲を示した。

 地元の大楠連合町内会は説明会を受けて住民アンケートを実施する方針を決めている。長谷川俊夫会長は知事会見を受け「住民の意向を聞かなければ決められない」と話した。

 知事に先立ち吉田雄人横須賀市長も7日に洋野町と野田村を視察。8日に連合町内会の会合に出席して被災地の現状を報告している。


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この記事へのコメント

ハンドル [2012/11/16 23:32]  編集する
「岩手の12市町村で処理が必要な漁具・漁網は
計約5万4100トン」(神奈川新聞記事より)とある。
1600トンと言っても巨大な山の一部なのだ。
震災がれき受入というと3政令市と、横須賀市の名前
しか出てこない。なぜだろう。
県西部の自治体が助け舟を出せないのか・・。
神奈川の東で、がれきを受け入れようと奮闘しているのに。
私は県西部の住人だが
正直、今まで「がれき受け入れ」は他人事だった。

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