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【社会】

甲状腺「直ちに2次検査」初判定 福島の放射線影響調査、女性1人

2012年11月18日 15時19分

 福島県の県民健康管理調査について記者会見する県立医大の鈴木真一教授=18日午前、福島市

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 東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」検討委員会が18日、福島市で開かれ、18歳以下(震災当時)を対象とした甲状腺検査の1次検査で、1人が初めて、がんの疑いがあり「直ちに2次検査が必要」と判定されたと報告があった。

 調査主体の福島県立医大によると、判定されたのは16〜18歳(同)の女性で、細胞や血液を詳しく調べる2次検査中。詳しい年齢や住所は明らかにしていない。

 検討委終了後の記者会見で、県立医大の鈴木真一教授は、原発事故との因果関係について「がんかどうかの診断結果も出ていないので今は答えられない」と述べた。

(共同)
 

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