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政治
【水内茂幸の夜の政論】よく食べ飲む安倍氏 民主との連立慎重
「そりゃ権力者が政権末期に陥る典型的なパターンだよね」
安倍さんが衆院選で目指すのは、民主党政権の打倒。「無駄削減で16・8兆円の財源捻出」「米軍普天間飛行場の沖縄県外移設」など、この3年半の政局は内政・外交とも混迷を極めた。
水内も「チルドレン・ファースト」という民主党の政策に少しばかり期待し、3人も子作りに励んでしまった。だが子ども手当は1人あたり月額2万6000円から1万円(0~2歳、第3子以降は1万5000円)に削られ、年少扶養控除は廃止。はーっ。期待した僕が浅はかでしたよね。
安倍さんは「ハハハハ」と笑いながら、水内の郷里・新潟出身の田中真紀子文部科学相を切り口に、民主党の病巣を語り出した。
「真紀子さんの幻想ってなくなったよね。彼女は父・田中角栄元首相の天才的なカリスマ性を引き継いだが、マネジメントはメチャクチャだ。今回の3大学不認可問題でも、彼女は1分で分かる認可のシステムを『お黙り!』なんて怒鳴り上げ、役人に説明させなかったのではないかな。『認可しないのに勝手に建物を作って』というが、建物を立ててから認可申請するのが今の規則。これを理解できなかった。岡田克也副総理も役人出身なら分かるはずなのに、真紀子氏を擁護して恥をかきましたよね」
店のおかみさんが炭に火を付け、「特製ネギタン」が届いた。「ゴーッ」という音が期待を高める。安倍さんは「焼くと結構縮むね」といいながら、次々と口にほうり込む。適度の脂加減が絶妙だ。
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