イラン製と言われるロケット弾がイスラエルのテルアビブを襲った。
湾岸戦争以来のテルアビブ攻撃、一時パニック
<引用開始>
イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの空爆が15日も続く中、ガザから同日夜(日本時間16日未明)、イスラエル最大の商業都市テルアビブに向けロケット弾が発射された。
郊外の地中海に落ちたとみられ、負傷者は出ていない。ただ、ガザからのロケット弾がテルアビブ近くまで到達したのは初めてで、イスラエル国内に衝撃が広がっている。
<引用終了>
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121116-OYT1T00418.htm
2発が発射され、1発は撃ち落とされたという情報もある。何を意味するか。イスラエル最大の商業都市テルアビブが射程範囲に入ったことにより、テルアビブ壊滅の恐れが出てきたのである。
イラン技術者が開発関与か ロケット弾、ガザで製造
<引用開始>
ロケット弾は直径約20センチ。射程は長いが、少量な爆薬しか搭載できず、危険性はそれほど高くないと分析している。
<引用終了>
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012111801001133.html
搭載されているのが爆薬なら問題はあまり拡大しない。しかしながら、搭載される「内容物」が高レベル放射性物質だったらどうだろう。
人は死なないかもしれないが、着弾した付近は「福島第一原子力発電所」状態になり、人が近づけなくなる。迎撃ミサイルで撃ち落とせば、空中に放射性物質が飛散し、内部被ばくの被害が出る。
アメリカ国務省は、福島原発の事故で大使館関係者の家族などに避難勧告を出した。放射能の怖さを知っている日本人なら想像できるだろう。実際に放射能物質を搭載しなくても、「ガザ侵攻の報復として放射能兵器を使用する」という声明を出すだけで、テルアビブはパニック状態になることを。外国人は引きあげ、金融市場を含め「都市」としての機能を失う。世界的風評被害により、イスラエル株は底なし状態になるだろう。
実際に、放射性物質が大量にばらまかれた場合、260万人の市民は移住を余儀なくされる。パニックどころの騒ぎではない。
911を思い起こして欲しい。アメリカを「敵」とする勢力は何でもするのである。
菅直人前首相は、全電源喪失が「テロ」になることをテロリストに教えてしまったと著書「東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと」に記しているが、アメリカが自国民を東京から非難させたことは、アメリカ人が放射能の恐怖に怯えていることを反米イスラム諸国にアメリカ自身が教えてしまったことになる。
湾岸戦争やイラク戦争で「アメリカ産放射性廃棄物の処理」の目的もあり、イラク中にばらまかれた劣化ウラン(プルトニウム)弾で、多くのイラク人が今も苦しんでいる姿を、イスラム諸国民は知っている。
イランは、今年の9月から国内初の原子力発電所を稼働させている。ウランが濃縮されないよう燃料棒はロシアが管理するとしているが、イスラム国家が原子力を手にした(核を扱うようになった)意味は大きい。他の反米イスラム国家がイラクに数百トン投下された劣化ウラン弾などを「再利用」し、イスラエルを脅かす恐怖が「今そこにある」のであるからである。
イランは、イスラエルへの攻撃可能な中距離ミサイル発射実験に成功している。日本人は、唯一の被爆国であるから、「核兵器」というと「原爆」しか思いつかないが、これからは放射能兵器という現代版大量破壊兵器に怯える世界になる可能性がある。
シリアの内戦はアメリカが画策したという見方もある。イスラエルがイランを空爆するためには、シリア上空を戦闘機が飛行しなくてはならないために、シリアを「無力化」させるというシナリオである。
もしも、である。そのことをイランやパレスティナ側が見抜いていたらどうだろう。やられたら、やり返す(テルアビブに現代版大量破壊兵器を使用)ことに対し、国際世論はパレスティナを支持する可能性が高い。
東電福島原発事故を受け、私たち日本人の「核」に対する考え方は大きく変化した。「核」や「放射能」への不安の中で将来に渡り、日本人が生活していくことを、多くの日本人が「選択しない」という判断を下した。
このことを、イスラエルに伝えなくてはならない。「核」「放射能」への恐怖の中でイスラエル国民は、これから生きていくという、愚かな選択を決してしてはならないことを、唯一の被爆国の国民として、歴史的な、東電福島原発事故を起こしてしまった当事者として、「核」「放射能」で攻撃される可能性のあるイスラエルに伝えなくてはならない義務があると私は考える。
テルアビブへのロケット弾攻撃は、イスラエルやイスラエルを支持するアメリカ政府への挑発行為に思えてならないのである。
イスラエルはガザ攻撃を中止し、即座に和平交渉に入るべきである。2009年の1月のパレスティナ攻撃でイスラエルの高官はパレスティナに対し、「日本のように降伏せよ」という発言をしているが、日本は核攻撃を受けて降伏したのである。和平交渉に入らないと、その言葉をそのまま突き返される可能性があるのである。
アメリカも同じである。表題に「アメリカの負けかもしれない」と記したが、ユダヤ人が実権を握るアメリカが、テルアビブやエルサレムという都市機能を失うことになれば、世界中が大混乱することになる。それは、アメリカの負け、ユダヤ人の負けに直結する。
WIN―WIN(両者が勝つ)とは、アメリカ社会が生み出した思想である。たった2発のロケット弾でもパニックに陥るのである。
以前に小出裕章氏の原発事故に関する講演を聞いたことがあるが、小出氏は「東電の社長室へ汚染土を送りつけろ」と叫んだ。興奮した観衆は大拍手をおくった。あきれて物が言えなかった。
アメリカがばらまいた劣化ウラン弾による汚染土を、小出氏に限らず、小出氏の支持者は「イラクの放射能汚染土をホワイトハウスに送りつけろ」と声高に叫ぶべきであるが、そんなこと(自分たちには関係ないこと)は決して主張しないであろう。
人類は、賢くなくてはならない。アメリカ人が賢者であるなら、破滅につながるイスラエルの暴走を今すぐに止めるべきであり、ユダヤとパレスティナのWIN―WINを目指すべきであると私は主張する。
ウィキペディアより
<引用開始>
放射能兵器(ほうしゃのうへいき、英: Radiological weapon, radiological dispersion device, RDD)は、爆発などにより放射性物質を散布することによって、直接的な殺傷や破壊よりも放射能汚染や社会的混乱などを引き起こすことを主な目的とした兵器。大量破壊兵器に分類される。俗に言う汚い爆弾がその代表例であり、放射能兵器全般を指して汚い爆弾と呼ぶ場合もある。
<引用終了>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%85%B5%E5%99%A8
劣化ウラン
劣化ウラン弾による被害の実態と人体影響について
2003年2月
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
<引用開始>
劣化ウラン弾は、45億年の半減期を持つ放射性物質であり、環境中にまきちらされれば、その影響は極めて広範囲に及び、長期間持続します。また、劣化ウランのような放射能が、ひとたび環境中に拡散させられれば、汚染の除去も環境の回復も不可能であり、その被害は不可逆的なものとなります。劣化ウランは、アルファ放射線と呼ばれる強い放射線を出し、体内に蓄積されることで、癌・白血病、先天性の奇形・異常、そしてその他、全身にわたる様々な疾病・障害を引き起こします。特に癌・白血病や先天性の奇形・異常といった惨たらしい被害に襲われているのは、何の罪もない子供達です。劣化ウラン弾は、その被害の持続性、不可逆性、無差別性からして、明らかな非人道兵器であり、その使用は戦争犯罪に他なりません。
アメリカはすでに劣化ウランによる被害に苦しんでいるイラクの人々と子ども達の上に、再びより大規模に劣化ウランをまきちらし、さらなる苦しみを与えようとしています。私たちは、アメリカの対イラク戦争と日本の参戦に断固反対します。最悪の非人道兵器=劣化ウラン兵器の使用は断じて許せません。
この資料は、劣化ウラン弾による被害の実態と、劣化ウランの人体影響について、簡単にまとめたものです。アメリカの対イラク戦争を押しとどめることが差し迫った課題となっている中、湾岸戦争=劣化ウラン戦争による被害の実態と劣化ウランの危険性を明らかにし、アメリカの戦争犯罪を再度問い直すことは重要な意味を持つと考えます。
<中略>
劣化ウランを兵器に使うのは、その安さと廃棄物処分の一石二鳥が狙い
実は劣化ウランと同じような比重を持ち、戦車砲弾に使うのに最適な金属としてはタングステンがあります。劣化ウランと違って放射能を出さないのですから、このタングステンの方が良いように思います。実際、日本やドイツでは劣化ウランではなくタングステンが使われています。しかし、アメリカは劣化ウランを使っています。その理由は単純です。
タングステンは原材料費と加工費が高くつき、これに対して劣化ウランは「ただ」同然に安い値段で手に入るからなのです。濃縮業務のトップリーダーであり最大手であるアメリカでは、過去50年間にすでに50万dという膨大な量の劣化ウランが作り出されて、廃棄物として貯まり続けており、非常に安い値段で材料を入手することができます。また、劣化ウランという核廃棄物を他の国にばらまくことで処分もできてしまうという一石二鳥の効果があるのです。
この安さと廃棄物処分というメリットの前には、放射能による被害がどれほど出ようが知ったことではないというのが、アメリカ政府と軍の考えなのです。
<引用終了>
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/UMRC/du_human_effect.htm
イラン、イスラエルへの攻撃可能な中距離ミサイル発射実験に成功
<引用開始>
ストックホルム国際平和研究所のシニア・リサーチャー、ピーター・ウィーズマン氏は、イランのミサイル10+ 件の精度は依然比較的低く、「脅威を煽る道具に過ぎない」と述べた。ただ、大型の核弾頭の搭載に適している可能性はあるとの見方を示した。
<引用終了>
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE86201A20120703
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