全日本プロレスの世界最強タッグ決定リーグ戦が17日、東京・後楽園ホールで開幕した。Aブロックで優勝候補同士の大森隆男(43)&征矢学(28)組と船木誠勝(43)&河野真幸(32)組が対戦。世界タッグ王座を返上してこの大会に臨んだ大森組が、13分38秒に河野をKOし、快調なスタートを切った。12月11日に船木の持つ3冠ヘビー級王座挑戦が決まっている征矢には勢いがあった。河野にオリジナルのラリアット「ワイルドボンバー」を決めての勝利。「このままワイルドに突っ走って全勝優勝だ」と叫んだ。
大会は10チームがABの2ブロックに分かれてリーグ戦を行い、各1位が11月30日の後楽園大会で決勝を行う。優勝チームは世界タッグ王座を獲得する。 (門馬忠雄)