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【格闘技】

藤本京太郎が東洋王座戦へ手応え

2012年11月18日 紙面から

オケロ・ピーター(右)との恐怖スパーを終え、安堵の藤本京太郎=東京都豊島区の角海老宝石ジムで

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 WBC世界ヘビー級15位で東洋太平洋同級2位の藤本京太郎(26)=角海老宝石=が17日、東京都豊島区の角海老宝石ジムで、大みそかの東洋太平洋ヘビー級王座決定戦(大阪・ボディメーカーコロシアム)に向け、スパーリングを再開。元東洋太平洋ヘビー級王者で世界挑戦の経験もあるウガンダ出身のヘビー級戦士オケロ・ピーター(40)=緑=との恐怖スパーを敢行した。

 「スパーの話は昨日、突然もらった。断ろうと思ったけれど、断り切れなくて。夜も眠れなかった。ジムに来るときも憂鬱(ゆううつ)でした」と京太郎。約束の時間の5分遅れでジムに到着し、トレーナーに大目玉を食らった。ピーターは193センチ、120キロの巨体。実績も文句なく、ビビるのも当然だ。

 しかし、いざとなると、腹をくくるのが京太郎の真骨頂。ド迫力の攻撃にさらされながら、持ち前のテクニックとスピードで4回を消化。「頭がちぎれるかと思った。でも、できて良かった」。大みそかの相手は、東洋太平洋1位のソロモン・ハウモノ(37)=オーストラリア=。19勝17KO1敗2分のハードパンチャーだ。京太郎が勝てば、日本人初のヘビー級の東洋王者誕生となる。 (竹下陽二)

 

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