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「日本維新の会」代表の橋下徹大阪市長(43)は16日、「太陽の党」共同代表の石原慎太郎前東京都知事(80)と合流する方向で大筋合意したことを明かした。両党はこの日午前、都内で会談。前日(15日)会見した「減税日本」の合流は棚上げし、太陽は解党、日本維新の会に入る見通しとなった。橋下、石原両氏は17日に大阪市内で最終合意し、正式発表するとみられる。衆院はこの日夕の本会議で解散、政府は臨時閣議で衆院選日程を「12月4日公示―16日投開票」と決定。事実上の選挙戦に突入した。
まさかの“減税外し”、さらに太陽の解党―維新入りの筋書きで「第三極」への動きが一気に加速した。この日午前に石原氏らと都内で会談した橋下氏は、維新幹事長の松井一郎大阪府知事(48)とともに大阪市内で取材に応じ「話はまとまりました。石原さんとは合意ができた」と明言。トップ同士で大筋合意したことを認めた。
15日に石原氏と合流を正式発表した河村たかし名古屋市長が代表を務める「減税日本」とは、政策的に隔たりがあった維新。減税日本についての議論があったかと問われた橋下氏は「合流はしていません、減税は。それをしっかり今日確認しました」と発言し報道陣を仰天させた。
さらに「太陽では(減税は)合流決定になっていない。それが大前提。太陽と減税が合流していない状態で、僕と石原さんが話をしたという状況」と続け、減税とは組めないということかとの質問に松井氏は「今のところそうですよね」と答え、今後の減税との政策協議や選挙協力についても否定的な見解を示した。
太陽とはこの日午前、約2時間半の協議を重ねた。維新は、みんなの党と合意した「脱原発」「環太平洋連携協定(TPP)交渉参加」などの共通政策の受け入れを要請。また、それと別に橋下氏は「僕の石原さんに対してのお願い、思い」という政策資料を石原氏に渡した。「基本政策ですから。これでメディアのみなさんに突っ込まれても耐えうる、そういう政策の項目集です」と“野合”批判を浴びないための政策の一致を求めた。
会談で石原氏は、第三極の結集が必要として合流を提案。新党の「総代表」に橋下氏が、「国会代表」に石原氏が就くとの案も示した。会談後は「結論は出た」と強調。藤井孝男参院議員は「改革には大きなパワーがいる。石原氏の強い意思で、みんなそれで頑張ろうということ」と説明した。また、維新の浅田均政調会長は太陽の党が解党、日本維新の会に入ることを明らかにした。17日には橋下氏と石原氏が大阪市内で再会談し、合流について最終合意する見通しだ。
太陽と減税の合流が発表された15日は、政策の不一致について「テキトーに判断します」と話した橋下氏だが、最後は政策の一致が重要というかねてからの主張を貫いた形での合流が実現に向かう。
(2012年11月17日06時02分 スポーツ報知)
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