警察署を当直勤務中に覆面パトカーで抜け出して、不倫相手の女性と密会していたとして、長崎県警は15日、県北部の警察署に勤務する男性警部(46)を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分とし、発表した。警部は同日付で辞職した。警察署長(55)は、県警本部長による口頭厳重注意とした。
県警監察課によると、警部は既婚者でありながら、今年3〜9月、プライベートで知り合った警察職員ではない女性と不適切な関係を継続。署の当直責任者だった8月上旬の午前0時から同1時半ごろまでの間、捜査用の覆面パトカーを運転して署を抜け出し、約7キロ離れた路上で女性と密会していたという。
警部は「2人の今後のことについて話していた。部下を監督、管理する立場にありながら、大変申し訳ない」と語ったという。