連合会長“時代を逆戻りさせるな”

11月15日 16時34分

連合の古賀会長は中央執行委員会であいさつし、野田総理大臣が１６日に衆議院の解散に踏み切ることについて、「厳しい戦いとなるが、時代を逆戻りさせてはならない」と述べ、政権の維持を目指し、全力で民主党の候補者を支援する考えを示しました。

この中で、古賀会長は「民主党政権に対し、国民やわれわれ連合の組合員が落胆しているのは事実だが、医師不足の解消や高校授業料の無償化など大きく変わったものもある。先の政権交代の意義は大きかったと思っている」と述べました。
そのうえで、古賀会長は、１６日に野田総理大臣が衆議院の解散に踏み切ることについて、「今回の選挙は極めて厳しく、守りの選挙となる。しかし、時代を逆戻りさせては何の意味もなく、民主党政権を維持するため、全力を挙げなければならない」と述べ、政権の維持を目指し、全力で民主党の候補者を支援する考えを示しました。