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行政文書をウェブ上で一般公開へ 武雄市

 武雄市は16日、市の行政文書をウェブ上で一般公開し、情報公開請求せずに閲覧できるサービスを来年度から始める構想を明らかにした。インターネット上に情報を蓄積するサービスを展開している米エバーノート社と連携、市民に限らずだれでも公開文書を閲覧できる。行政の透明化を進め、文書の破損、紛失にも対応する“二重保管”の意味も持つ。

 同市で開催中の日本フェイスブック学会で樋渡啓祐市長が発表した。

 公開する文書は市情報公開条例に基づいて開示できるもの。戸籍や税、生活保護など個人に関する情報など公開を禁止している文書は除く。

 文書公開には、ネット上にデータを保存する「クラウド」機能を活用する。市の行政文書をスキャナーで読み取るなどしてデータ化して保管、公開する。アクセスにはエバーノートのアカウントが必要。個人名など文書中にある公開できない部分への対応など、詳細は今後詰める。来年4月から保管のための作業を始め、順次公開する。

 今回の試みは市とエバーノート社との共同事業。同社のサーバーを使うが、データ量が膨大になるため、容量を増やすことなどが課題になる。

 東日本大震災では、多くの行政文書が津波に流され破損、遺失した。2種の文書を別の場所に保管することで文書管理の安全性を高める。樋渡市長は「行政情報はみんなの持ち物というモデルを作りたい」と話した。(横尾章)

 九州大学大学院の杉山あかし准教授(社会情報論)の話 より開かれた行政の試みとして高く評価できる。外部からの書き換えに対するガードを万全にし、ウェブに対応できない人のためにこれまでの情報公開の方法を残すことなど情報弱者への配慮も欠かせない。

2012年11月17日更新
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