大阪府で災害廃棄物が試験焼却されることになり宮古市で運び出し作業が行われました。
運び出されたのは宮古地区で発生した災害廃棄物のうち木くずなど約100トンです。今回広域処理では県内で初めて船で輸送されることになり大阪府の職員が見守るなか、10個のコンテナが貨物船に乗せられました。事前に測定された廃棄物の放射性物質の濃度は基準値を大幅に下回っていて安全が確認されています。府では廃棄物を大阪市で試験焼却し問題がなければ東京都に次ぐ3万6000トンの量を来年1月から本格的に受け入れる方針です。

自民党県連は公明党県本部との会合を開き衆院選に向けた予定候補者の推薦を要請しました。
会合には自民党県連と公明党県本部のそれぞれの役員らが出席しました。自民党県連の鈴木俊一会長は「日本の国をしっかりとした政治に戻さなければならない」とあいさつし選挙に向けた協力を呼びかけました。このあとの会合では基本政策について確認し自民党の予定候補者について推薦を要請したということです。要請を受け公明党県本部では「県本部として考えをまとめ党本部と連絡をとりたい」と話していました。

総選挙の投票日が来月16日に決まったことを受けて、県警察本部は「選挙違反取締本部」を設置しました。
きょう17日は取り締まりの中心となる県警察本部の捜査2課の入口に取締本部の看板が取り付けられました。県警察本部は、買収や選挙妨害など悪質な違反にそなえて133人態勢で監視と捜査活動に臨むほか、県内17の警察署でも一斉に取締本部を設置しました。前回の衆議院選挙では他人になりすまし投票した詐偽投票で1人が書類送検されたほか、17件の警告がありました。今回は16日の時点で警告はないということで県警では、公正な選挙のために違反には厳しい姿勢で臨むとしています。衆議院選挙は、来月4日に公示され、16日に投開票が行われます。

盛岡市のパン洋菓子教室で学ぶ人が作ったパンの作品展が始まりました。
料理研究家の小野寺惠さんは料理教室の先生などを対象としたパンづくり教室を開いています。きょうは受講歴5年以上の先生たちが作った300点以上の作品が集まりました。ドイツのクリームパンやウィーン風食事パンなど街中ではなかなか見られない世界各国のパンが並びます。またテーブルごとにクリスマス風や和風にアレンジされていてパンの様々な表情を楽しめます。この作品展はあす18日まで開かれています。