【編集委員・忠鉢信一】今月4日に閉幕したシンガポールのプロサッカーリーグ「Sリーグ」で、アルビレックス新潟シンガポールが過去最高の3位になった。是永大輔最高経営責任者(CEO)は「ここを踏み台に、アジアや欧州で活躍する選手が出てくることがこのクラブの存在意義。3位はうれしいが、これからのシーズンオフが勝負の本番とも言える」と話す。
アルビレックス新潟シンガポールはJ1新潟と提携しており、Sリーグの特例措置で全員が日本人選手。2004年から参戦している。08年から独立採算で運営しており、主にシンガポールに拠点を置く日系企業がスポンサーになっている。
今季のSリーグは13チームで争われ、アルビレックス新潟シンガポールのほかにブルネイのクラブ、マレーシア23歳以下代表チームが特例で参加した。
動きのバリエーションはドリブルやシュート、走り方、ターン、フェイント、そしてゴールパフォーマンスに至るまで多種多様。“あの選手のあのプレー”を存分に楽しむ!