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コピー解除ソフト配信疑い 改正法適用し初の逮捕11月13日 16時7分
暗号化してコピーできないようになっているデジタル放送やDVDについて、その機能を解除してコピーを可能にするソフトをインターネットで配信したとして、長野県警察本部は、先月改正された著作権法を全国で初めて適用して、山形県の会社員の男を逮捕しました。
逮捕されたのは、山形県酒田市の会社員、柿崎慎一容疑者(37)です。
警察によりますと柿崎容疑者は、デジタル放送やDVDのコピーをできないようにする機能を解除して、コピーを可能にするコンピューターソフトを、先月、インターネットで配信したとして、著作権法違反の疑いが持たれています。
デジタル放送やDVDの映像などは暗号化によって複数回コピーすることが制限され、先月、施行された改正著作権法では、この機能を解除したり、解除できるソフトを譲り渡したりする行為が違法とされていて、法改正後の摘発は全国で初めてだということです。
警察によりますと、柿崎容疑者はインターネットのオークションサイトに、「地デジ録画のコピーガードを解除」などとうたってソフトを出品し、ソフトを購入した人もいたということです。
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