2015年春の北陸新幹線金沢開業後も富山と大阪を結ぶJR特急「サンダーバード」、富山・名古屋間の「しらさぎ」が現行運行本数のまま富山まで乗り入れると、富山県内の並行在来線を運営する第三セクターの減収が年15億円に及びそうだとの試算を県がまとめた。
12日開かれた県並行在来線対策協議会の幹事会で県が提示した。JR西日本は北陸新幹線開業後は両特急を金沢止まりとする方針だが、富山県内には富山始発の運行継続を求める声が根強い。県は特急乗り入れが及ぼす三セク会社経営への影響を具体的に示し、来年後半の鉄道事業許可申請に向けた経営計画策定に反映させたい考えだ。
三セク会社で運賃収入と並ぶ収入の柱をなすのが貨物線路使用料。区間を走行する貨物と旅客の車両キロ比に応じて貨物側が線路修繕費などを負担するが、特急が1往復継続するだけで旅客比率が高まり、使用料は年6500万円の減額が予想される。現行の23往復とした場合、減収は同15億円程度になる。
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