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2012年11月17日16時8分

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羽田国交相を公認せず 首相が指示 民主、脱世襲を徹底

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写真:次期衆院選の民主、自民のおもな「世襲」候補予定者拡大次期衆院選の民主、自民のおもな「世襲」候補予定者

 【南彰】野田佳彦首相(民主党代表)は、羽田孜元首相の長男で、衆院選への立候補を検討している羽田雄一郎国土交通相(参院議員)の公認を認めない意向を固めた。世襲禁止を徹底するためで党選対幹部に指示した。自民党に世襲候補が目立つことから、「政治改革」を選挙戦の争点の一つに据える狙いもある。

 雄一郎氏は、羽田元首相の後を継いで衆院長野3区からの立候補を検討。だが、首相は15日、雄一郎氏が立候補した場合に公認しない意向を党選対幹部に伝えた。党執行部が近く、雄一郎氏に衆院へのくら替え見送りを求める。

 民主党は2009年衆院選のマニフェストに続き、今回のマニフェストでも「国会議員の世襲禁止」を打ち出す方針。党の内規でも、現職議員の配偶者、3親等以内の親族が同一選挙区から立候補することを禁じている。雄一郎氏は現職閣僚だが、例外なく世襲禁止を貫くことで世襲候補の擁立が相次ぐ自民党との対立軸を明確にする考えだ。

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