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2012年11月9日23時19分

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シャープ、2千億円の社債償還に自信 「十分資金ある」

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 【清井聡】経営再建中のシャープ首脳は9日、市場から不安視されている2013年秋の2千億円の社債償還について「十分な手元資金が確保できる計画だ」と自信を見せた。長期化する台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業との出資交渉については、13年3月の期限を延ばす選択肢もあると語った。

 シャープは業績悪化で市場からの資金調達ができなくなり、12年9月末に主力取引銀行などから3600億円の融資を受けて当面の資金繰りをしのいだ。ただ、13年9月に迎える2千億円の社債の償還に対しては、市場から不安視する声も出ている。

 シャープ首脳は9日、銀行の融資は13年6月末の期限以降も継続されるという前提だとし、「12年度下期以降は業績回復で現金収支もプラスになる。計画通りなら、中国リスクなどを織り込んでも13年9月末に2500億円の手元資金が残る」と話した。

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