2012/11/05

お金のセンスを身につけるために、18歳〜25歳が初めてクレジットカードを持つ上で知っておいて欲しいこと



※ この記事は「すごい時間割」と「三井住友VISAカード」のタイアップ企画のPR記事です


By 401(K) 2012

【お金のセンスを身につけるための、クレジットカード活用ポイント】

・最初に何のカードを使い始めるかが重要
・自分が使うシチュエーション、ライフスタイルに合わせて、カードを選ぶ
・ポイント還元率を意識、移行サービスを活用すると、年に1度はマイルで旅行ができる
・海外旅行用カード、交通カードを徹底的に使い倒す
・カード利用明細を家計簿として活用して、金銭感覚を維持する
・キャッシング機能、3ヶ月以上のリボ払いは基本的に使わない
・半年以上使っていないカードは解約して、身軽になる

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クレジットカード無しには、生きていけない時代となりました。

海外ではコーヒー1杯の小額決済でもカードを使うことが多いですし、Twitter創業者のJack DorseyがやってるSquareや、日本でもCoineyなどカード決済のスタートアップが登場してきました。カード決済は、ますます身近なものになっていくと思います。さらに、スマホアプリや有料ネットサービス、電子書籍などのデジタルコンテンツの普及によって、これからの時代、現金以外の決済手段が必要不可欠です。

僕はいま21歳ですが、18歳からの3年間で7枚以上のカードを比較・検討しながら使い倒してきたので、同世代向けには共有できるノウハウがある程度たまってきました。ステータスカードなどを比較・検討しているビジネスマンの方は対象外かもしれませんが、カードをまだ持ったことがない、作ったけどよく分からないといった18歳〜25歳の読者のみなさんのために、僕が持ってるアイデアやノウハウを共有したいと思います。

クレジットカードを所有するということは、社会の一員として責任を果たせる、という大前提があります。必ずそのことを念頭においた上で、検討してください。

何を基準にカードを選ぶのか? → 自分のライフスタイルに合わせる

まず「最初に何を選んだらいいか分からない」という声が多いと思いますが、カードを選ぶ基準はいくつかあります。ステータス、ブランド、利用限度額、ポイント還元率、デザイン、年会費、会員特典など..おそらく歳を重ねるたびに、その判断基準は変わっていくのだと思いますが、大学生でいきなり限度額やステータスを気にする人は、少ないと思います。

となると、年会費無料が前提だったり、自分が使っているサービスブランドだったり、若者向けに特化した魅力ある会員特典などでしょうか。また海外旅行を前提とした保険附帯サービスだったり、紛失・盗難などの保障でしょうか。皆さんは、どんなきっかけでカードを作りましたか?

何を選ぶべきかは、まず 使うシチュエーションをよく考える 必要があります。

たとえば僕の場合は、交通系カードとして「ANA VISA Suicaカード」をフル活用しています。Suicaがオートチャージなので、現金できっぷを買う手間がなくなり、電車を1本逃したりしなくなりました。これ1枚で、全日空のフライトの手配もチェックインも簡単です。同時にETCカードも作って、高速道路の決済も一本化しています。僕はシチュエーションを分類し、「交通系」というカテゴリの決済を一箇所にまとめることで、あとから整理がしやすくしています。ANA VISA Suicaカードは、僕が最も利用頻度の高い1枚で、若い人に限らず都心で暮らす全ての人にお薦めしたい1枚でした(ANAカードは2年目から年会費が1,575円程度です)

18歳〜25歳でクレジットカードを使うシチュエーションとしては、

・ネットショッピング(Amazon、楽天、ZOZOTOWNなど)
・ネットの有料サービス決済(iTunes/AppStore、有料会員サービス、ソーシャルゲーム等)
・携帯電話の料金、公共料金の決済(スマホ、水道光熱費)
・交通決済(Suicaオートチャージ、高速バス予約など)
・海外旅行(航空券の手配、現地での決済手段まで)
・街の飲食・買い物(飲み会、ショッピング)

などが考えられると思います。このようにして、ライフスタイルに合わせてカードを使い分ける、という賢い選択をしていくと、あとから経費計算もしやすく、支出の把握がしやすくなります。一方で、カードを作りすぎると管理が面倒になるため、最初のうちは2〜3枚程度まで厳選して使いこなすのがいいと思います。

この世界にカードは無数にあり、それぞれの得意分野があります。交通系の決済、街のショッピング決済、ネット系サービスの決済など、使うシチュエーションを考えて、比較・検討しながら自分のライフスタイルにあったカードを探しましょう。

ポイントや特典について

ポイントってよくわからないですよね。ポイント5倍!とか言われても、普通の人は、それが本当にお得なのかという判断基準を持ちあわせていません。でも、きちんと知識として知っておくだけで、2年〜3年で得られる特典にかなりの差が出てきます。僕はたぶん根っからの貧乏性なため、自分のビジネスを成功させたい気持ちと同じぐらい、節約に対しても貪欲です。だから20歳を超えて自分の経済的自立を考えていく上で、金銭的なセンスを身につけるためにも、いろいろと納得いくまで調べることにしました。

僕は現在、家賃以外の支出のほとんどをカード決済しているため、ほとんど現金を使っていません。交通とコンビニはオートチャージSuica払いで、それはカードから引き落とされるし、ネットの買い物はもちろんカード決済。App Storeなどのデジタルコンテンツも普通カードで払いますよね。水道光熱費、スマホの回線費などもカード決済にしました。大きな買い物はもちろんカード決済がポイント溜まりまくって便利です。これまで街ではあまりカードを使わなかったのですが、今年からスーパーの1500円の決済でさえ、カード払いを実践しています。いろいろと工夫をした結果、普通に暮らしているだけで毎月3000〜4000ポイント程度が手に入り、ボーナスポイントも合わせると年間で5万ポイント以上、マイルに換算すると2万5000マイル・・・これはどれくらいの特典かというと、毎年、ANAの国内航空券を2区間(往復)☓2回、タダで手配できるものです。(僕はこれで18歳のときから毎年、沖縄いったり北海道いったりしています)※ ちなみに5万マイルまで貯めればハワイにも行けます。

【補足】僕の場合は、飲み会の幹事役が多いので、全員分の会計をまとめてカードで払うことなども多く、また個人事業主の時には経費決済にも積極的に活用していました。

クレジットカード提供会社それぞれに独自のポイントサービスがあり、工夫が凝らされています。「ポイント還元率」について知っておくとお得です。還元率は通常は1%程度ですが、僕も使っている「楽天カード」と「三井住友VISAデビュープラスカード」の場合、還元率は平均2%〜3%です。5万円の買い物に対して、通常500ポイント(円)→1000ポイント(円)と2倍の差が出てきます。知ってるだけで、お得感が全然違いますね。各サービスでポイントを貯めまくったら、次に「ポイント移行サービス」をフル活用します。僕は三井住友VISAカードの「ワールドポイント」、楽天カードの「楽天スーパーポイント」はすべてANAマイルに交換しています。楽天は2ポイント=1マイルです。つまり楽天で月に5万円の買い物をすると、3%のポイント還元で1500ポイント=750マイルが貯まる計算です。年間で9000マイルです。

あまり知られていませんが、三井住友VISAカードの場合、「ポイントUPモール」を経由してAmazonや楽天、Yahooショッピングで買い物をするとポイント還元率が2倍に引き上げられます。Amazonで普通に買い物しているだけでも、買い物の2%がポイントになっていくので、毎週Amazon使ってる僕には、年間ではまんざらでもない金額になってきます。Apple Storeは期間限定でポイントが3倍です。Macのような大きな買い物がポイント3倍だと、だいぶお得感が違ってきますね。


カードを作るべきタイミングは?

僕は15歳くらいからネットで日常的に買い物をしていたため、カードが無いのは大変不便でした。コンビニ決済だったり、高校生でも作れるデビットカードを活用したりしていました。大学進学(18歳)の時点ですぐにカードが欲しいと思いましたが、作れるカードは限定されてしまいます。社会的信用も低いため、限度額が10万円〜20万円程度の「学生カード」が視野に入ります。僕が初めて作った学生カードは、楽天カードACADEMYでした。クレジットカードは未成年でも保護者のサインがあれば作ることは出来ます。本人に収入が無くても大丈夫です。

あとは大学生になって、海外旅行に行く機会も増えると思いますが、そのときはカードを作るタイミングの一つです。限度額が最低でも20万円以上あり、なるべく保険附帯のものがお薦めです(三井住友VISAカードなどは、海外旅行前に限度額を一時的に引き上げてくれるサービスも提供しています)

少なくとも就職活動期には、クレジットカードの1枚は持っておいたほうがいいと思います。この時期は「お金のセンス」を身につけるべき時期であって、自分で金融商品について調べたり、経済的自立のために収支計画を立てたり、家計簿をつけたりする習慣をお薦めしたいです。

そして社会人の1年目、新卒入社時。将来的にステータスを気にする人は、最初に何のカードを選ぶかが重要になってきます。出世して高収入を目指してやるとか、起業して成功したいといったタイプの人は、20代で何のクレジットカードを選ぶかが、少し重要です。上位カードへのアップデートがあるかどうか、をひとつの選択基準にするといいと思います。クレジットカードというのは、信用の蓄積です。3〜4年かけてコツコツと遅滞なく利用実績を積み上げていくと、上位カード(ゴールドカード、プラチナカード)の招待状が来たりします。上位ランクのカードは、基本的には年収や勤続年数を前提として、カード実績をもとに招待されないと手に入れることは難しいです(最近ではゴールドカードも審査は若干甘くなっているようです)。そのぶん年会費も上がったりするのですが、信用がありビジネスで成功している証にもなります。5年後について想像するのは難しいですが、せっかくなので20代で最初に作るカードから意識し始めると、自分のキャリアアップやステップアップに連動する現実的な目標が出来て、楽しいかもしれません。

三井住友VISAプライムゴールドカードは、25歳以下で持てるゴールドカードとしては、僕が最も好きなカードです。ベンチャー企業に勤めている22歳の友人でも審査に通っていました。20代系のゴールドカードは、デザインが稚拙だたりすることが多いのですが、こちらは個人的にも好きなデザインです。早い段階でステータスも意識していきたい、という方はぜひ検討してみてください。

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クレジットカードのリスクや、デメリットについても知っておく

日本では「クレジットカード=リスク」といった教育や慣習があるため、なかなか社会人になるまで作らないといった人が多いですが、大学生でも正しく活用することで、日常や旅行にと、魅力的なライフスタイルを送ることができると思っています。

クレジットカードを紛失、盗難された場合はどうしたら良いのでしょうか。特に海外では不安ですよね。今はほとんどのクレジットカード会社で盗難補償があるために、まったくといってほど問題はないと考えていいと思います。紛失や盗難によって悪質に利用されてしまった場合でも、手続きを踏むことで、保障されて全額が返ってきます。カード会社も、特典だけでなくてサポートを充実させなければ生き残れない時代です。10年前と比べると本当に保証などが充実しています。

使い過ぎないか心配、という人もいると思いますが、カードには現実的な利用限度額があり、それを超えると使えなくなります。学生だとせいぜい20万円程度しか枠はもらえません。カードに限らず、自分の身の丈以上の支出習慣がなければ普通は問題ありません。まともな金銭感覚があり、ギャンブルにハマってるような人でなければクレジットカードは有効活用できると思います。むしろ現金のほう「いつ、どこで、何円使ったか」という情報が記録されないため、僕個人の感想としては危ないと思っています。

キャッシング機能とリボ払いは基本的にはお薦めしません。キャッシングは最初から枠を用意しないことができますが、リボ払いはカード会社が利用促進しているため、便利なものだと勘違いをしてしまいますが、最終的に高い利息で損してしまうことになりがちです。また、自分のライフスタイルに合わず使わないことが分かったカードは、すぐに解約していいと思います。使っていないカードを放置していると、どこか気がかりで、すっきりしません。

何よりもクレジットカードの利点は、ポイント還元以上に、「いつ、どこで、何に使ったか」という情報が数年分蓄積され、ネットで24時間いつでも利用明細を見ることができることだと思っています。カードを1本化すると、生活支出をすぐに把握することができるメリットがあります。最近ではZaimOCN家計簿と連携すると、家計簿が簡単に作れて便利です。

お金のセンスを身につけるための、クレジットカードの活用法まとめ

1.自分が使うシチュエーション、ライフスタイルに合わせて、カードを選ぶ
2.ポイント還元率、ポイント移行サービスを活用すると、お得になる
3.利用明細を家計簿として活用して、金銭感覚を維持する
4.海外旅行用カード、交通カードは徹底的に使い倒す
5.キャッシング機能、3ヶ月以上のリボ払いは基本的に使わない
6.半年以上使っていないカードは解約する

18歳〜25歳に、僕がお薦めするカード3枚

今回、三井住友カードさんとお仕事をさせていただく機会があり、こちらのPRも踏まえて記事を書かせて頂きました。「三井住友VISAデビュープラスカード」 は、18歳〜25歳の「初めてカードを持つ人」のために考えられたカードということで、若い人が気がかりにする点が抑えられています。僕個人としても試させていただいて、魅力を感じています。

大学生でも入会が可能で、年会費が無料になっています。ポイントが常に2倍(入会後3ヶ月間は5倍)で、この記事で書いてきたポイント特典生活を送り始めるには,ちょうど良い1枚だと感じました。三井住友VISAカードのブランドとして、26歳になると自動的に上位カードである「プライムゴールドカード」の招待状が届くそうです。また30歳になると「ゴールドカード」にランクアップすることが約束されています。何よりこのカードは、最高ランクの「プラチナカード」のデザインをモチーフにしていると伺って驚きました。僕は個人的に、学生カードの多くはデザインがダサいと思って敬遠してきましたが、これはダサくないカードとして自分も使い始めています。

1枚目に何を選んだらいいか分からないという方や、クレジットカードは何枚か契約したけど、使いこなせていない、という方はぜひ使ってみて下さい。

三井住友VISAデビュープラスカード以外で、身近な学生カードは、「楽天カード」などが上げられると思います。ポイント還元率が高く、ネットサービスとの親和性が高いです。(先日、koboが勝手に送られたりしましたが・・・笑) 2枚目以降のクレジットカードを検討している方、年会費1500円の安さで海外旅行の保障&交通系カードを求めている方は、ANA VISA Suicaカードを断然オススメしています。20代でもワンランク上のカードを求める方、すでに社会人として2〜3年働き始めたという方は、三井住友VISAプライムゴールドカードがお薦めです。25歳以下の若い人が持てるカードとしては、国内では最もステータス感のあるカードではないでしょうか?



ここで紹介しているカードは、数あるカードのごく一部に過ぎず、ユーザーである僕個人の実体験に基づいた感想です。還元率や特典、保障内容などをじっくり比較検討して、自分にあったカードを探してみて下さい!

次回はポイント獲得のノウハウについて記事を書きます。
更新情報は Twitterでもお伝えしています @mocchicc








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