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【芸能・社会】

「心が空になった気がする」 黒柳徹子が涙の会見

2012年11月16日 紙面から

森光子さんとの思い出を語る黒柳徹子=東京都内で

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 NHKドラマ「若い季節」で共演以来、森さんと50年以上の付き合いだった黒柳徹子(79)が15日、東京都内で記者会見した。森さんは女学生の先輩のような存在だったといい「私のことを『徹子ちゃん』と呼んでくださるのは森さんしかいませんでした」と声を震わせた。2010年に森さんが出演した舞台「新春 人生革命」を観劇後、一緒に食事をしたのが最後の対面となった。療養中の森さんに手紙やファクスで激励し続け、3カ月前に食事の約束をしたが、果たせぬままだった。

 昨年、放浪記初演から50年目を迎え、森さんは「1日でもいいからやりたい」と周囲に話していたという。黒柳自身の看板番組「徹子の部屋」は今年で37年目。50周年を迎えるころには90歳を過ぎる。「森さんがいなくなったので、記録とかどっちが勝ったとか無意味のような気がして。本当に空(から)になったような気がします。心が」。黒柳は寂しそうに涙をぬぐった。

 

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