アキバ中古ゲーム市況:どうぶつの森が枯渇 “争奪戦”ますます過熱へ
2012年11月16日
東京・秋葉原などで中古ゲームやDVDを販売する「TRADER(トレーダー)」の家庭用ゲーム部門責任者を務める小林俊一さん。1日のうちに価格がめまぐるしく変動する激戦区を見つめる小林さんに、7〜13日の集計を基に中古市場の今を振り返ってもらいます。
予想通り「とびだせ どうぶつの森」(3DS、任天堂)の独り勝ちで、売れ行きの方も予想をはるかに超えるものでした。オリジナルデザインの3DS LLとのセット版はもちろんのこと、ソフト単体も発売日の夕方にはほとんどの店舗で完売するほどの勢いでした。任天堂の岩田聡社長がツイッターでおわびを出したことで、深刻な品薄状態が広く認知されることになりました。12月のクリスマスシーズンが近付くにつれて、“争奪戦”がますます過熱しそうな勢いです。
中古市場は今回も「バイオハザード6」(PS3、カプコン)がトップ。「ブレイブリーデフォルト」(3DS、スクウェア・エニックス)や「テイルズ オブ エクシリア2」(PS3、バンダイナムコゲームス)などの人気タイトルもここに来て急浮上しています。
◇新作ゲームの手応え
今週も「とびだせ どうぶつの森」が圧倒しそう。木曜日に追加分が入荷した店舗では行列もできたようで、新作でもないのに行列ができるのはすごいですね。“どうぶつの森フィーバー”の裏側で、13日にはZ指定タイトル「コールオブデューティ ブラックオプス2」の海外版が一部店舗に入荷。こちらもすごい勢いで、22日の国内字幕版の発売にも期待が持てそうです。新作ではZ指定タイトルの「アサシンクリード3」(PS3・Xbox360、ユービーアイソフト)や、「サモンナイト4」(PSP、バンダイナムコゲームス)あたりが売れそうです。
◇プロフィル
小林俊一(こばやし・しゅんいち) 中古ゲームショップ「トレーダー」家庭用ゲーム部門責任者
中古専門店「トレーダー」設立時からの古参社員で、秋葉原・新宿店の家庭用ゲームすべての価格設定などを担当。ゲームの販売・仕入れ・卸などゲーム流通業界一筋で、趣味と経験を生かして、オールドゲームから海外ゲームまで精通している。